マイケル・ジョーダンは1990年代にシカゴ・ブルズを6回の優勝に導いた正真正銘のスーパースターだ。2003年の引退から20年以上の月日が経過したが、"バスケットボールの神様"はNBAの歴代オールタイムチームに必ず名前が挙がるほど、そのインパクトは絶大だった。
ただ、トレイ・ヤング(アトランタ・ホークス)の選ぶオールタイムチームでジョーダンはシックスマンになるようだ。ポッドキャスト番組『Million Dollaz Worth Of Game』に出演した際にホークスのエースは、「2番(シューティングガード)にはビーン(コビー・ブライアント)を入れないとね。僕の2番はコビーだよ」とコメント。
ホストのギリー・ダ・キッドから「本当にコビーをジョーダンより上に置くのか?」と尋ねられたヤングは、「ああ、コビーが僕のマイク(ジョーダン)だ。マイクはシックスマンだよ」と答え、次のように続けた。
「もし僕が先発じゃなかったら、マイクを僕のポジション(ポイントガード)に入れたよ。彼を3番(スモールフォワード)には置けない。オクラホマシティで、僕のアイドルの1人だったKD(ケビン・デュラント)のポジションだからね。それからレブロン(ジェームズ)を4番(パワーフォワード)、それからシャキール・オニールを5番(センター)に置く」
その後、ヤングはジョーダンとともにベンチに入る選手についてしばらく悩み、レジー・ミラー、ティム・ダンカン、カリーム・アブドゥル・ジャバーをチョイス。さらに彼は、ダンカンをNBA史上6番目に偉大な選手だと付け加えている。
最終的にヤングのオールタイムチームは、先発が自身、コビー、デュラント、レブロン、オニール、そして控えにジョーダン、ミラー、ダンカン、アブドゥル・ジャバーという顔ぶれに。
コビー、デュラント、レブロン、オニール、ジョーダン、ダンカン、ジャバーはNBAで複数回の優勝とファイナルMVPを獲得。残るミラーは歴代TOP5に入る名シューターで勝負強さにも定評があったが、優勝経験はない。彼の名前がオールタイムチームに挙がること自体も少ないだけに、これは同じシューターのヤングならでは意見と言えるだろう。
なお、史上最高の選手に挙げられることも多いジョーダンとコビーの経歴を比較すると、前者がNBA優勝6回、ファイナルMVP6回、シーズンMVP5回、オールNBAチーム選出11回、キャリア平均30.1点(歴代1位)、得点王10回、後者が優勝5回、ファイナルMVP2回、シーズンMVP1回、平均25.0点(歴代16位)、得点王2回など、多くの部分でジョーダンに軍配が上がる。
ただ、現代の選手たちの多くはコビーの全盛期を見て育ち、ブルズ時代のジョーダンをリアルタイムで見た者は少なくなっている。1998年生まれのヤングも例外ではなく、彼にとってのジョーダンはコビーだったのだろう。
構成●ダンクシュート編集部
「コート上では辛かった」ヤングがマレーと共闘した2年間を回想「でも僕らがうまくいかなかった最初のデュオじゃない」<DUNKSHOOT>
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残留か、移籍か…プレーオフ出場を逃したホークスのヤングが心境を明かす「俺は勝ちたい。無駄にしている時間はそれほど多くないんだ」<DUNKSHOOT>
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ホストのギリー・ダ・キッドから「本当にコビーをジョーダンより上に置くのか?」と尋ねられたヤングは、「ああ、コビーが僕のマイク(ジョーダン)だ。マイクはシックスマンだよ」と答え、次のように続けた。
「もし僕が先発じゃなかったら、マイクを僕のポジション(ポイントガード)に入れたよ。彼を3番(スモールフォワード)には置けない。オクラホマシティで、僕のアイドルの1人だったKD(ケビン・デュラント)のポジションだからね。それからレブロン(ジェームズ)を4番(パワーフォワード)、それからシャキール・オニールを5番(センター)に置く」
その後、ヤングはジョーダンとともにベンチに入る選手についてしばらく悩み、レジー・ミラー、ティム・ダンカン、カリーム・アブドゥル・ジャバーをチョイス。さらに彼は、ダンカンをNBA史上6番目に偉大な選手だと付け加えている。
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コビー、デュラント、レブロン、オニール、ジョーダン、ダンカン、ジャバーはNBAで複数回の優勝とファイナルMVPを獲得。残るミラーは歴代TOP5に入る名シューターで勝負強さにも定評があったが、優勝経験はない。彼の名前がオールタイムチームに挙がること自体も少ないだけに、これは同じシューターのヤングならでは意見と言えるだろう。
なお、史上最高の選手に挙げられることも多いジョーダンとコビーの経歴を比較すると、前者がNBA優勝6回、ファイナルMVP6回、シーズンMVP5回、オールNBAチーム選出11回、キャリア平均30.1点(歴代1位)、得点王10回、後者が優勝5回、ファイナルMVP2回、シーズンMVP1回、平均25.0点(歴代16位)、得点王2回など、多くの部分でジョーダンに軍配が上がる。
ただ、現代の選手たちの多くはコビーの全盛期を見て育ち、ブルズ時代のジョーダンをリアルタイムで見た者は少なくなっている。1998年生まれのヤングも例外ではなく、彼にとってのジョーダンはコビーだったのだろう。
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