専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

「レブロンが歴代ベストプレーヤー」タウンズが自身のGOAT論を語る「彼は多くの批判を浴びながらも成し遂げてきた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2024.10.09

これまでの実績はもちろん、コート上で対戦していることもあり、タウンズの“GOAT”はレブロンのようだ。(C)Getty Images

これまでの実績はもちろん、コート上で対戦していることもあり、タウンズの“GOAT”はレブロンのようだ。(C)Getty Images

 現地時間10月2日(日本時間3日、日付は以下同)、ニューヨーク・ニックスはミネソタ・ティンバーウルブズ、シャーロット・ホーネッツの3チーム間トレードで、ウルブズからカール・アンソニー・タウンズを獲得した。

 2015年のドラフト1位でウルブズに入団したタウンズは、213㎝・112㎏のセンター。恵まれた体格を活かしたポストプレーに加え、アウトサイドのシュート力も秀逸で、キャリア2年目から8年連続で平均20点超えを達成。リバウンドも強く、長年ビッグマンに問題を抱えていたニックスにとっては最高の人材と言えるだろう。

 そんななか、5日にYouTubeに公開されたシャノン・シャープの番組『Club Shay Shay』へタウンズが出演。今季でキャリア10年目を迎える29歳が“史上最高の選手”を意味するGOAT論を語っていた。

 GOAT論で真っ先に浮かぶのはマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)とキャリア22年目を迎えるレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)。もちろん、マジック・ジョンソンやコビー・ブライアント(元レイカーズ)、ウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)、カリーム・アブドゥル・ジャバー、シャキール・オニール(元レイカーズほか)といったスーパースターたちも挙がるのだが、タウンズはこう話す。
 
「僕はいつも何かを話す時は自分の目に映ったことを話すようにしている。すべてを話すことはできないけど、レブロンは別格だよ。スペシャルな存在さ。リーグで10年間やってきた僕から見ても、レブロンは非常に多くのステージに立ってきた。タレントの面で言えば、僕はレブロンこそが歴代ベストプレーヤーだと感じている。

 僕が思うベストプレーヤーは、チャンピオンシップ争いに絡んでリングを多く勝ち獲る存在でありたいけど、結局はみんなが議論していくものでもある。だけど、彼はこれまでに多くの監視(周囲の目)や批判を浴びながらも成し遂げてきた。だからこそ、レブロンこそが僕らがこれまでに見てきた中でベストプレーヤーなんだ。両手でフィニッシュに持ち込め、今では3ポイントもすごく上達した。ハイレベルで守ってきたし、身体能力も素晴らしい。それにあの激しい闘争心で幾度も勝利を掴んできた。だからタレント面でブロンは歴代ベストプレーヤーだね」

 今季レブロンはヴィンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)と並んでNBA歴代最長タイの22シーズン目を迎える。年末には40歳を迎えるが、依然リーグトップレベルを維持し、今季も一線級でプレーすることが確実視されている。

 11月に29歳を迎えるタウンズにとっても、レブロンが常にトップレベルをキープしてリーグ屈指の選手であり続けていることに、大きな影響を受けているのだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

「本当にクールだった」タウンズが新天地デビュー戦を回想「みんな本当にスペシャルで、才能にも恵まれている」<DUNKSHOOT>

ニックスがタウンズ獲得で戦力アップも、セルティックス指揮官は意に介さず「問題があるとは見ていない」<DUNKSHOOT>

「他球団が何しようとどうでもいい」タウンズのニックス移籍にブラウンは無関心。一方ホーフォードは「大きい動きになる」と警戒<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号