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NBA

八村、ビール、ベルターンス!オールスターに3選手を送り込むべくウィザーズがSNSでアピールを開始!

秋山裕之

2020.01.23

エースのビールはオールスター本選、八村はライジングスターズチャレンジのロースター入りを狙っている。(C)Getty Images

エースのビールはオールスター本選、八村はライジングスターズチャレンジのロースター入りを狙っている。(C)Getty Images

 1月22日(日本時間23日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはサウスイースト・ディビジョン首位のマイアミ・ヒートと対戦。延長の末129-134で惜敗したが、同地区の強豪に対して互角の戦いを演じた。

 試合後、38得点をマークしたブラッドリー・ビールは「良く戦った。収穫もたくさんあった」と語れば、スコット・ブルックス・ヘッドコーチも「みんな精一杯やった。今日は我々のスタイルを象徴する試合だった」と選手たちを讃えた。

 そんなウィザーズはこの日、2月にシカゴで開催されるNBAオールスター2020で自チームの選手を出場させるべく、SNSでアピールを開始。エースのビールを2月16日に行なわれる本戦、ダービス・ベルターンスを15日のサタデーナイトで行なわれる3ポイントコンテスト、そして八村塁を14日のライジングスターズチャレンジのロースター入りへと促した。

 キャリア1、2年目の選手が競い合うライジングスターズチャレンジは、2015年以降、アメリカ出身選手(チームUSA)と外国籍選手(チームWORLD)にチーム分けして行われるエキシビジョンゲーム。ロスターは各チーム10名、計20名しか出場できないことを考えると、そのハードルは高い。

 八村が選出されるための条件。それはおそらくコンディションだろう。オールスター期間に実戦復帰できる目途が立てば、平均13.9点、5.8リバウンド、1.6アシストを記録している八村が選ばれる可能性は十分ある。
 
 ビジネス面で見ても、八村は『NEC』とのグローバルパートナーシップ契約をウィザーズにも持ち込み、ナイキのジョーダンブランドを筆頭に複数の企業とスポンサー契約を結んでおり、その効果は大きい。

『Forbes』は以前、八村はザイオン・ウィリアムソン(ニューオリンズ・ペリカンズ)と並んで今季のルーキーでトップ2の副収入があると報道。今夏に行なわれる東京オリンピックのバスケットボールでホスト役を務める意味でも、“夢の祭典”オールスターの場で八村が姿を現わすことは、これ以上ないアピールの場となる。

 もし、八村がライジングスターズチャレンジへ出場することとなれば、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/スロベニア)やシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー/カナダ)といった選手たちとプレーできる可能性があるだけに、大きな注目を集めるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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