現地時間1月11日(日本時間12日、日付は以下同)、マイアミ・ヒートは敵地モーダ・センターへ乗り込み、ポートランド・トレイルブレイザーズ相手に119-98で快勝して3連勝を飾った。
翌12日を終えて、ヒートはイースタン・カンファレンス7位の20勝17敗(勝率54.1%)。プレーイン・トーナメント出場圏内にいるとはいえ、6位のミルウォーキー・バックスとはゲーム差なし、5位のインディアナ・ペイサーズ(22勝18敗/勝率55.0%)とはわずか0.5ゲーム差と、熾烈な順位争いを繰り広げている。
この試合、ヒートはタイラー・ヒーローがゲームハイの32得点に5リバウンド、5アシストと躍動し勝利の原動力となった。キャリア6年目の今季、開幕からここまでの全37試合に出場し、平均23.8点、5.6リバウンド、5.0アシストでチームを引っ張るスコアラーを、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はこう称えていた。
「今年は多くの事例から、彼を見ているとある選手を思い出させる。誰とは言わないがね。彼のオフボールの動きやスキルレベル(の高さ)、ハンドリングもそうだし、スリーレベルから点が取れること、そして敵地であろうと輝ける才能がある」
指揮官は、今季オールスター初選出の可能性があるヒーローの比較対象として具体的な選手名こそ挙げなかったものの、これはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーを指していると想像させるものであり、それほど見事なパフォーマンスを見せていると映っているのだろう。
事実、今季のヒーローは制限区域内でフィールドゴール成功率69.9%(65/93)、ミッドレンジで同48.9%(23/47)、3ポイント成功率でキャリアハイの40.6%(平均3.9本成功)と、ガードながらどのエリアからでも高い精度を誇っている。
大黒柱ジミー・バトラーのトレード志願に揺れるチームにおいて、ヒーローが見事はパフォーマンスを披露できているのは、ヒートにとって明るい材料と言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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翌12日を終えて、ヒートはイースタン・カンファレンス7位の20勝17敗(勝率54.1%)。プレーイン・トーナメント出場圏内にいるとはいえ、6位のミルウォーキー・バックスとはゲーム差なし、5位のインディアナ・ペイサーズ(22勝18敗/勝率55.0%)とはわずか0.5ゲーム差と、熾烈な順位争いを繰り広げている。
この試合、ヒートはタイラー・ヒーローがゲームハイの32得点に5リバウンド、5アシストと躍動し勝利の原動力となった。キャリア6年目の今季、開幕からここまでの全37試合に出場し、平均23.8点、5.6リバウンド、5.0アシストでチームを引っ張るスコアラーを、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)はこう称えていた。
「今年は多くの事例から、彼を見ているとある選手を思い出させる。誰とは言わないがね。彼のオフボールの動きやスキルレベル(の高さ)、ハンドリングもそうだし、スリーレベルから点が取れること、そして敵地であろうと輝ける才能がある」
指揮官は、今季オールスター初選出の可能性があるヒーローの比較対象として具体的な選手名こそ挙げなかったものの、これはゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーを指していると想像させるものであり、それほど見事なパフォーマンスを見せていると映っているのだろう。
事実、今季のヒーローは制限区域内でフィールドゴール成功率69.9%(65/93)、ミッドレンジで同48.9%(23/47)、3ポイント成功率でキャリアハイの40.6%(平均3.9本成功)と、ガードながらどのエリアからでも高い精度を誇っている。
大黒柱ジミー・バトラーのトレード志願に揺れるチームにおいて、ヒーローが見事はパフォーマンスを披露できているのは、ヒートにとって明るい材料と言えるだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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