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NBA

「この街のためにタイトルを勝ち獲りたい」。レイカーズのデイビスがリーグ制覇に向け提言「俺たちには新たなビッグマンが必要だと思う」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.01.24

攻守でレイカーズを牽引するデイビス。今季はセンターとしての出場が続くが、本人はPFを希望している。(C)Getty Images

攻守でレイカーズを牽引するデイビス。今季はセンターとしての出場が続くが、本人はPFを希望している。(C)Getty Images

 現地時間1月23日(日本時間24日)、「NBAライバルズウィーク」3日目に、東西の名門対決、ボストン・セルティックス対ロサンゼルス・レイカーズがクリプトドットコム・アリーナで行なわれ、ホームのレイカーズが117-96で昨季王者を撃破した。

 2連勝としたレイカーズは、アンソニー・デイビスがゲームハイの24得点に8リバウンド、3ブロック、オースティン・リーブスが23得点、6アシスト、レブロン・ジェームズが20得点、14リバウンド、6アシストと躍動。さらにダルトン・コネクトが13得点、ゲイブ・ヴィンセントが12得点、4アシスト、八村塁が10得点、7リバウンド、2アシストと続いた。

 23日を終えた時点で、レイカーズはウエスタン・カンファレンス5位の24勝18敗(勝率57.1%)。6位のロサンゼルス・クリッパーズ(25勝19敗/勝率56.8%)とはゲーム差がなく、11位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(22勝22敗/同50,0%)とも3.0ゲーム差という団子レースが続いている。
 
 現地2月6日(日本時間7日午前5時)のトレード・デッドラインが2週間後に迫るなか、米スポーツ専門局『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者によるデイビスのインタビューが23日に公開された。

 2019年夏の3チーム間トレードでニューオリンズ・ペリカンズからレイカーズ入りしたデイビスは、加入1年目の2019-20シーズンにレブロンとの“超強力デュオ”でリーグ制覇を達成。その後2023年のプレーオフでカンファレンス・ファイナルまで勝ち進むも、頂点には辿り着けていない。

 デイビスはレイカーズで自身初のNBAチャンピオンになったとはいえ、当時は新型コロナウイルスのパンデミックによって優勝パレードができなかったこともあり、覇権奪回に対する思いをこう話していた。

「まず、俺たちはこの街のためにタイトルを勝ち獲りたい。2つ目は、俺たちは優勝パレードができていないんだ。俺たちはあと1、2ピース足りていない。今の俺たちはそういう状況にいる」

 現在レイカーズはレブロン、デイビス、リーブス、八村、マックス・クリスティーを先発起用し、ベンチには新加入のドリアン・フィニー・スミスやヴィンセント、キャム・レディッシュ、ジャクソン・ヘイズ、コネクトらが控えている。ここに、今季未出場のジャレッド・ヴァンダービルトが、25日のウォリアーズ戦で約1年ぶりに復帰する見込みだ。
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