アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)はNBAで計4回の得点王に輝き、バスケットボール殿堂入りも果たしているレジェンドだ。一方で、才能に任せ、練習に遅刻したり、時にはサボることもあったが、元同僚であるアンドレ・イグダーラは、アイバーソンが偉大だと気付いたエピソードを明かしている。
1996年のドラフト全体1位でシクサーズに入団した183㎝・75㎏のアイバーソンは、瞬く間にチームのエースに成長。鋭いドリブルを武器に得点を量産し、00-01シーズンには平均31.1点で得点王に輝くとともに自身初となるシーズンMVPを受賞し、同年にはチームをNBAファイナルに導いた。
キャリア中盤以降はデンバー・ナゲッツ、デトロイト・ピストンズ、メンフィス・グリズリーズ、シクサーズ、トルコのベシクタシュと渡り歩いた。NBAでは平均26.7点、6.2アシスト、2.2スティールを記録。通算2万4368得点は歴代30位、1983スティールは同14位ににランクしている。
リーグタイトルこそ手にできなかったものの、個人としては数々の栄光を手にしたアイバーソン。しかし、2002年のプレーオフ1回戦でボストン・セルティックスに敗れた際に当時ヘッドコーチだったラリー・ブラウンにから練習をよくサボると指摘され、記者会見で「Practice」という単語を連発して反論したのは語り草だ。
もっとも、2004~06年、09-10シーズンにシクサーズでアイバーソンとバックコートコンビを組んだイグダーラの目には、違う姿が刻まれているという。元NBA選手のユドニス・ハズレムとマイク・ミラーがホスト役を務めるポッドキャスト番組『The OGs』に出演した際、共闘した時代を振り返っている。
「ある日の練習での光景が印象的だった。シュートが上手く決まらなかった翌日の練習で、(アイバーソンは)『リズムを取り戻さないといけない。練習後にもう少しシュートを打つつもりだ』と言っていた」
アイバーソンはキャリアを通じて1試合平均19.1本のシュートを放ち、フィールドゴール成功率は42.5%。3ポイント成功率31.3%と長距離は得意ではなく、シュート成功率の低さやシュートセレクションの悪さを非難されることも少なくなかった。それでも、イグダーラは「若いうちは、新聞やメディアによる一般論に流されてしまうことがある。練習量やシュート数の多さ、フィールドゴール成功率とかね」と、"真実"は違うと説く。
1996年のドラフト全体1位でシクサーズに入団した183㎝・75㎏のアイバーソンは、瞬く間にチームのエースに成長。鋭いドリブルを武器に得点を量産し、00-01シーズンには平均31.1点で得点王に輝くとともに自身初となるシーズンMVPを受賞し、同年にはチームをNBAファイナルに導いた。
キャリア中盤以降はデンバー・ナゲッツ、デトロイト・ピストンズ、メンフィス・グリズリーズ、シクサーズ、トルコのベシクタシュと渡り歩いた。NBAでは平均26.7点、6.2アシスト、2.2スティールを記録。通算2万4368得点は歴代30位、1983スティールは同14位ににランクしている。
リーグタイトルこそ手にできなかったものの、個人としては数々の栄光を手にしたアイバーソン。しかし、2002年のプレーオフ1回戦でボストン・セルティックスに敗れた際に当時ヘッドコーチだったラリー・ブラウンにから練習をよくサボると指摘され、記者会見で「Practice」という単語を連発して反論したのは語り草だ。
もっとも、2004~06年、09-10シーズンにシクサーズでアイバーソンとバックコートコンビを組んだイグダーラの目には、違う姿が刻まれているという。元NBA選手のユドニス・ハズレムとマイク・ミラーがホスト役を務めるポッドキャスト番組『The OGs』に出演した際、共闘した時代を振り返っている。
「ある日の練習での光景が印象的だった。シュートが上手く決まらなかった翌日の練習で、(アイバーソンは)『リズムを取り戻さないといけない。練習後にもう少しシュートを打つつもりだ』と言っていた」
アイバーソンはキャリアを通じて1試合平均19.1本のシュートを放ち、フィールドゴール成功率は42.5%。3ポイント成功率31.3%と長距離は得意ではなく、シュート成功率の低さやシュートセレクションの悪さを非難されることも少なくなかった。それでも、イグダーラは「若いうちは、新聞やメディアによる一般論に流されてしまうことがある。練習量やシュート数の多さ、フィールドゴール成功率とかね」と、"真実"は違うと説く。
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