NBA

【NBA】八村塁が古巣相手に恩返しの22得点!3ポイント4本&ダンク2発で38点差大勝に貢献<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.01.31

八村は前半だけで17得点。低迷する古巣相手に成長した姿を披露した。(C)Getty Images

 現地時間1月30日、ロサンゼルス・レイカーズは敵地キャピタルワン・アリーナでワシントン・ウィザーズと対戦し、134-96で大勝。八村塁は22得点、4リバウンド、1スティール、1ブロックの活躍で勝利に貢献した。

 前戦で攻守の要のアンソニー・デイビスが腹筋を痛め最低1週間の離脱となったレイカーズは、オースティン・リーブス、マックス・クリスティー、八村、レブロン・ジェームズ、ジャクソン・ヘイズの先発ラインナップで臨んだ。

 試合は立ち上がりこそ競った展開となるものの、第1クォーター後半から2桁リードを奪ったレイカーズが、リーグ最下位&15連敗中と低迷するウィザーズを圧倒。その一翼を担ったのがルーキー時代から3年半在籍した古巣との一戦に燃えた八村だ。

 第1クォーターから3ポイントを含め7点を奪った背番号28は、第2クォーターも躍動する。開始35秒にこの日2本目の3ポイントを沈めると、続いてターンアラウンドジャンパーで鮮やかに得点。前半残り8分19秒には速攻からレブロンのロングパスを受けて豪快なボースハンドダンクを叩き込んだ。

 八村はその後3ポイントをもう1本決めて前半17得点。このクォーターを36-16と圧倒したレイカーズは、78-45と大量33点差をつけて折り返した。
 
 後半もリードを保ったレイカーズは第4クォーターは主力を休めて余裕の勝利。八村は第3クォーターも3ポイントとダンク、元同僚カイル・クーズマ相手のブロックショットなど攻守に存在感を放って早々にお役御免となった。

 レブロンがチーム最多の24得点、11アシスト(うち6本が八村へのパス)と牽引したレイカーズは、21得点のシェイク・ミルトン、17得点のリーブスなど7人が2桁得点。八村は25分33秒のプレータイムでフィールドゴール成功率75%(9/12)、3ポイント成功率80%(4/5)でチーム2位の22得点と効果的な働きを見せ、かつてのホームコートとファンの前で成長した姿を見せた。

 アウェー6連戦を3勝1敗で折り返し、27勝19敗でウエスト5位をキープするレイカーズは、次戦2月1日(日本時間2日)にニューヨーク・ニックス、4日(同5日)に同地区のロサンゼルス・クリッパーズと対戦。トレード期限当日の6日(同7日)にはゴールデンステイト・ウォリアーズとのホームゲームが予定されている。

構成●ダンクシュート編集部

八村塁がNBA通算4000得点に到達。アジア出身者2人目、ドラフト同期では11位にランク【2019年指名選手ランキング】<DUNKSHOOT>
NEXT
PAGE
【動画】試合終盤、ブロニーの得点にベンチで喜び合う八村と父レブロン