NBA

【NBA】“27歳”八村塁が3度目のバースデーゲームで今季最多24得点&9リバウンドと躍動!レイカーズは5連勝でウエスト4位に浮上<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.09

八村は自身3度目のバースデーゲームで印象的な活躍を見せた。(C)Getty Images

 現地時間2月8日(日本時間9日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでインディアナ・ペイサーズと対戦。124-117で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス4位の31勝19敗(勝率62.0%)とした。

 両軍の先発は、レイカーズがオースティン・リーブス、ゲイブ・ヴィンセント、ドリアン・フィニー・スミス、八村塁、ジャクソン・ヘイズの5人。レブロン・ジェームズが左足首の痛みで欠場したほか、2月1日のトレードで電撃加入したルカ・ドンチッチはこの日も左ふくらはぎの故障によりプレーせず、ベンチから戦況を見守った。

 対するペイサーズはタイリース・ハリバートン、アンドリュー・ネムハード、ベネディクト・マサリン、パスカル・シアカム、トーマス・ブライアントの5人。2月6日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で顔面を強打し負傷退場していたマイルズ・ターナーは、首の故障で欠場となった。

 直近26試合で18勝8敗のレイカーズと、同じく19勝7敗のペイサーズ。上り調子のチーム同士の対戦は好勝負が予想されたが、期待に反して前半は一方的な展開となった。
 
 第1クォーター、レイカーズは14得点を稼ぎ出したリーブスを中心にフィールドゴール17/24(成功率70.8%)と高確率でショットを決めつつ、相手のフィールドゴールは7/23(成功率30.4%)に封殺。リバウンドでも17-8と大差をつけ、この12分間で44-22とロケットスタートを切る。

 第2クォーターも流れはレイカーズ。9得点をあげた八村を軸に、守護神ターナー不在の隙を突いてリバウンドとペイントスコアで相手を圧倒する。しかしペイサーズも終盤にベン・シェパードの連続3ポイントなどで何とか食らいつき、50-66と16点差に詰めて後半に突入した。

 リズムを取り戻しつつあるペイサーズは第3クォーター、開始4分で16-4のランを仕掛け、66-70と4点差まで接近。楽勝ムードから一転、レイカ―ズは苦しい展開を強いられる。

 その嫌な流れを断ち切ったのがリーブスで、個人技から次々と得点を稼ぎ出し相手の勢いを遮断。ベンチからジャレッド・ヴァンダービルトのハッスルプレーも光り、94-84と再び2桁点差に広げてラスト12分間を迎えた。

 第4クォーターもリーブスの"ゾーン状態"は終わらず、立て続けの3ポイントやスティールからのダンクなどチームを力強く牽引。だがペイサーズも簡単には引き下がらず、残り1分で5点差まで食らいつく。しかし最後はレイカーズが逃げ切り5連勝、またヒューストン・ロケッツがダラス・マーベリックスに敗れたためウエスト4位に浮上した。
 
NEXT
PAGE
八村は自身3度目のバースデーゲームで印象的な活躍