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NBA

「レブロンはADがハッピーではないと知っていた」カーメロが古巣の電撃トレードの内情を推察「彼が望めば移籍はオープンになる」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.17

カーメロ(右)が元同僚デイビス(左)のトレードの内情を推察した。(C)Getty Images

カーメロ(右)が元同僚デイビス(左)のトレードの内情を推察した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズは現地時間2月2日(日本時間3日、以下日付は以下同)、主軸の1人だったアンソニー・デイビスを放出し、ダラス・マーベリックスからスター選手のルカ・ドンチッチを獲得した。

 リーグを代表する選手、特にデイビスのトレードはリーグに衝撃を与えたが、相棒だったレブロン・ジェームズは交渉成立まで何も知らなかったとされる。殿堂入りが決まったカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)は、レブロンが置かれていた状況を推察している。

 レイカーズは2019-20シーズンからレブロン&デイビスの二枚看板体制で、結成初年度にはリーグ優勝を果たした。しかし、もともと故障がちのデイビスに加え、レブロンも高齢化が進んで欠場することも多くなり、以降の4年間ではカンファレンス決勝進出が最高位。プレーオフ1回戦敗退が2回、プレーオフ不出場が1回と思うような結果が残せていなかった。
 
 そのなかで、今季42試合に出場して平均25.7点、11.9リバウンド、3.4アシスト、1.3スティール、2.1ブロックと好成績を残していたデイビスは、2月2日に成立した3チーム間トレードでマブズへ移籍することに。レブロンはトレードのことを試合後の夕食中に知ったとされる。

 リーグを揺るがす世紀の大トレードとなったが、レブロンと同じ2003年ドラフト組で、2021-22シーズンにはレイカーズでレブロン&デイビスとも共闘したカーメロは、自身のポッドキャスト番組『7PM in Brooklyn With Carmelo Anthony』でこう語っている。

「現時点で特定の人物をこのような状況に置くことはできない。ブロンはマイアミで『The Decision』(2010年夏、クリーブランド・キャバリアーズからヒートへのFA移籍をテレビ番組で発表)を経験しているが、今回はLAで知り得なかった。(デイビスのトレードが起こるとは)知ることができなかったんだ。

(代理人の)リッチ・ポールもだし、ほかの誰も知り得なかった。彼(レブロン)はAD(デイビス)がハッピーではないと知っていた。それが唯一彼の知っていたことだ」
 
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