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「NBAは自分の夢」「モラントはメンター」河村勇輝の“英語インタビュー”動画をGリーグが公開<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.02.21

NBAと下部のGリーグを行き来するハードな日々を送っている河村。(C)Getty Images

"NBA現役最小プレーヤー"として、日本のみならず、現地アメリカでも少なからず注目を集めている河村勇輝。オールスター明け初戦となった現地2月20日には、下部Gリーグの公式XとYouTubeで、河村のインタビュー動画が公開された。

 動画は1分30秒間で、河村はすべて英語でインタビューに応じている。最初に日本のバスケ界を代表している感想を問われると、「日本を代表し、好きなことをやって世界に発信することは、自分にとってとても重要です」と回答した。

 自身のストロングポイントでもあるアシストの多さについては、「コート上ではいつもチームメイトを探している。自分には素晴らしいチームメイトがいる。彼らはいつでも得点できる。だから僕はアシストできるんです」と、仲間への感謝を語った。

 質問はメンフィス・グリズリーズのエース、ジャ・モラントについても及び、入団当初は「どう関係を築けばいいのかわからなかった」と言う。

 しかし「彼はとても良い人で、素晴らしい友人であり、チームメイトで、自分のメンターです」と顔をほころばせながら語った。
 
 最後に「NBAは自分の夢。NBAでプレーするのは簡単ではないけど、これからも努力し続けます」と力強く述べ、インタビューを締めくくった。

 河村は同日、レギュラーシーズン再開初戦でGリーグの試合に出場。メンフィス・ハッスルの先発PGとして9アシストをあげたものの、フィールドゴールは11本中1本成功の6得点に終わり、チームも敗れた。

 Gリーグでは、昨年12月27日のレギュラーシーズン開幕から6試合で平均18.2点と得点力を発揮していたが、直近4試合はいずれも1桁得点で平均6.0点と苦戦を強いられている。

 NBAの方では現在55試合中36試合にベンチ入りし、うち20試合に出場。2025年に入ってからは出場5試合にとどまり、まだ得点できていない。登録50試合の2WAY契約のリミットまでは残り14試合となっている。

 現状の契約ではプレーオフに出場できないため、今季以降も含め、本契約獲得を目指す河村。日本の"小さな巨人"は、歩みを止めず挑戦を続けていく。

構成●ダンクシュート編集部

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【動画】Gリーグ公式が公開した河村のインタビュー動画