現地時間2月22日(日本時間23日、日付は以下同)、9連勝中のデンバー・ナゲッツはホームのボール・アリーナでロサンゼルス・レイカーズと対戦するも、一度もリードを奪えずに100-123で大敗を喫した。
今季もシーズンMVP候補に挙がるニコラ・ヨキッチを筆頭に、ナゲッツはジャマール・マレー、アーロン・ゴードン、マイケル・ポーターJr.、クリスチャン・ブラウンを先発起用。ベンチからもラッセル・ウエストブルックやジュリアン・ストローサーを送り込み、ペイトン・ワトソン(右ヒザ)を除けばベストメンバーだった。
ところが、この試合は第1クォーターだけでルカ・ドンチッチが16得点、4リバウンド、3アシストと爆発。続く第2クォーターにはレブロン・ジェームズが11得点をマークし、第3クォーターでは八村塁が3本の3ポイントをノーミスで決めるなど計12得点、オースティン・リーブスも10得点を叩き出すなど主力が揃って躍動。
ドンチッチがゲームハイの32得点に10リバウンド、7アシスト、4スティール、レブロンが25得点、9リバウンド、5アシスト、3ブロック、リーブスが23得点、4リバウンド、7アシスト、八村が21得点、4アシストをマークし勝利に貢献した。
ヨキッチは12得点、13リバウンド、10アシストのトリプルダブルこそ残すも、フィールドゴール成功率わずか28.6%(2/7)に終わり、八村やレブロンの好守もあって6つのターンオーバーを喫してしまった。
レイカーズ戦の大敗を受け、ヨキッチはこう漏らしていた。
「自分たちはケガを抱えていたチームや順位の低いチームを相手に9連勝していた。たぶん、僕らは自分たちがいいプレーをしているんだと思い込んでしまったのかもしれない」
ナゲッツは1月末から2月20日にかけて、今季最長の9連勝をマークした。だがヨキッチが明かしたように、相手はリーグ下位に沈むシャーロット・ホーネッツとニューオリンズ・ペリカンズが各2試合あるなど、対戦相手に恵まれていたと見ることもできる。
マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「デンバー・ナゲッツがやって来ようと、誰も恐れたりしないんだ。だから我々は今夜よりもずっといいプレーをしていかなければいけない」と警鐘を鳴らしていた。
「いいチーム相手に、我々は自分たちのオフェンスばかりに頼るわけにはいかないんだ。9連勝時、我々は平均で128得点していた。それが今夜は100得点だ。自分たちが点を取れない時やショットが決まらない時はどうすべきだ?」
はたしてナゲッツはここから気を引き締め直し、王座を奪還できるのか注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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今季もシーズンMVP候補に挙がるニコラ・ヨキッチを筆頭に、ナゲッツはジャマール・マレー、アーロン・ゴードン、マイケル・ポーターJr.、クリスチャン・ブラウンを先発起用。ベンチからもラッセル・ウエストブルックやジュリアン・ストローサーを送り込み、ペイトン・ワトソン(右ヒザ)を除けばベストメンバーだった。
ところが、この試合は第1クォーターだけでルカ・ドンチッチが16得点、4リバウンド、3アシストと爆発。続く第2クォーターにはレブロン・ジェームズが11得点をマークし、第3クォーターでは八村塁が3本の3ポイントをノーミスで決めるなど計12得点、オースティン・リーブスも10得点を叩き出すなど主力が揃って躍動。
ドンチッチがゲームハイの32得点に10リバウンド、7アシスト、4スティール、レブロンが25得点、9リバウンド、5アシスト、3ブロック、リーブスが23得点、4リバウンド、7アシスト、八村が21得点、4アシストをマークし勝利に貢献した。
ヨキッチは12得点、13リバウンド、10アシストのトリプルダブルこそ残すも、フィールドゴール成功率わずか28.6%(2/7)に終わり、八村やレブロンの好守もあって6つのターンオーバーを喫してしまった。
レイカーズ戦の大敗を受け、ヨキッチはこう漏らしていた。
「自分たちはケガを抱えていたチームや順位の低いチームを相手に9連勝していた。たぶん、僕らは自分たちがいいプレーをしているんだと思い込んでしまったのかもしれない」
ナゲッツは1月末から2月20日にかけて、今季最長の9連勝をマークした。だがヨキッチが明かしたように、相手はリーグ下位に沈むシャーロット・ホーネッツとニューオリンズ・ペリカンズが各2試合あるなど、対戦相手に恵まれていたと見ることもできる。
マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は「デンバー・ナゲッツがやって来ようと、誰も恐れたりしないんだ。だから我々は今夜よりもずっといいプレーをしていかなければいけない」と警鐘を鳴らしていた。
「いいチーム相手に、我々は自分たちのオフェンスばかりに頼るわけにはいかないんだ。9連勝時、我々は平均で128得点していた。それが今夜は100得点だ。自分たちが点を取れない時やショットが決まらない時はどうすべきだ?」
はたしてナゲッツはここから気を引き締め直し、王座を奪還できるのか注目したい。
文●秋山裕之(フリーライター)
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