現地時間2月20日、『FanDuel TV』のポッドキャスト番組「Run It Back」の最新エピソードが公開され、デンバー・ナゲッツのアーロン・ゴードンがゲスト出演した。
ナゲッツ在籍5年目の今季、ゴードンは33試合の出場で平均12.3点、4.9リバウンド、3.2アシストにフィールドゴール成功率50.7%、3ポイント成功率41.6%(平均1.1本成功)とオールラウンドな働きを見せ、ウエスタン・カンファレンス2位(37勝19敗)のチームで主力を務めている。
とはいえ、ナゲッツの主役はもちろんニコラ・ヨキッチだ。昨季までの4シーズンで3度もMVPに輝いた万能センターは、今季も支配的な活躍を続け、タイトルレースを牽引している。
ただ、『NBA.com』の最新MVP候補ランキングにおいて、ヨキッチは2位。44勝10敗でウエスト首位を快走するオクラホマシティ・サンダーのエース、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーがトップに立っている。
26歳のオールスターガードは、ここまでリーグベストの平均32.5点に5.1リバウンド、6.1アシスト、1.89スティール、1.00ブロック、フィールドゴール成功率52.3%、フリースロー成功率89.7%と、自己最高のシーズンを送っている。
NBAの歴史上、4回以上MVPを受賞した選手は5人のみ。直近5年で4度目の戴冠ともなるとハードルが高くなることは否めない。それでも、ゴードンはチームメイトの偉業をプッシュしていた。
「彼がフロアにいる時といない時の違いを見てほしいね。彼がいると、(ナゲッツは)リーグでもズバ抜けていいチームになるんだ。彼がいないとどうかって? 酷いものさ。スタッツが物語っている。彼は昨年MVPになったけど、今年はさらにいいシーズンを送っている。
彼の数字はすべてアップしている。シューティングも向上し、平均でトリプルダブルしている。彼が残している数字はシェイよりもいいものなんだ。OKC(サンダー)が勝利を重ねていることは確かだ。けど毎試合12リバウンドに10アシストも残している。これは歴代で見ても最も驚異的なスタッツのひとつだよ」
今季のヨキッチは、オールスター明けの2月20日時点で平均29.7点(リーグ3位)、12.7リバウンド(同3位)、10.2アシスト(同2位)、1.80スティール(同4位)と、リバウンド以外でキャリアハイを叩き出しているほか、フィールドゴール成功率は57.6%(同10位)、3ポイント成功率も自己最高の44.9%(同5位)と超ハイレベルな数字を残している。
過去、“シーズン平均トリプルダブル”をクリアしたのはわずか2人。1962年のオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/1回)と、今季ナゲッツでプレーするラッセル・ウエストブルック(4回)が偉業を達成しており、ヨキッチがそれに続かんとしている。
現状ではギルジャス・アレキサンダーとヨキッチによる一騎打ちの様相になっている今季のMVPレース。サンダーがリーグ最高成績でレギュラーシーズンを終えた場合、ギルジャス・アレキサンダーに票が集まる可能性が高いが、ヨキッチの“歴史的スタッツ”も見過ごせない。投票者は頭を悩ませることになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ナゲッツ在籍5年目の今季、ゴードンは33試合の出場で平均12.3点、4.9リバウンド、3.2アシストにフィールドゴール成功率50.7%、3ポイント成功率41.6%(平均1.1本成功)とオールラウンドな働きを見せ、ウエスタン・カンファレンス2位(37勝19敗)のチームで主力を務めている。
とはいえ、ナゲッツの主役はもちろんニコラ・ヨキッチだ。昨季までの4シーズンで3度もMVPに輝いた万能センターは、今季も支配的な活躍を続け、タイトルレースを牽引している。
ただ、『NBA.com』の最新MVP候補ランキングにおいて、ヨキッチは2位。44勝10敗でウエスト首位を快走するオクラホマシティ・サンダーのエース、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーがトップに立っている。
26歳のオールスターガードは、ここまでリーグベストの平均32.5点に5.1リバウンド、6.1アシスト、1.89スティール、1.00ブロック、フィールドゴール成功率52.3%、フリースロー成功率89.7%と、自己最高のシーズンを送っている。
NBAの歴史上、4回以上MVPを受賞した選手は5人のみ。直近5年で4度目の戴冠ともなるとハードルが高くなることは否めない。それでも、ゴードンはチームメイトの偉業をプッシュしていた。
「彼がフロアにいる時といない時の違いを見てほしいね。彼がいると、(ナゲッツは)リーグでもズバ抜けていいチームになるんだ。彼がいないとどうかって? 酷いものさ。スタッツが物語っている。彼は昨年MVPになったけど、今年はさらにいいシーズンを送っている。
彼の数字はすべてアップしている。シューティングも向上し、平均でトリプルダブルしている。彼が残している数字はシェイよりもいいものなんだ。OKC(サンダー)が勝利を重ねていることは確かだ。けど毎試合12リバウンドに10アシストも残している。これは歴代で見ても最も驚異的なスタッツのひとつだよ」
今季のヨキッチは、オールスター明けの2月20日時点で平均29.7点(リーグ3位)、12.7リバウンド(同3位)、10.2アシスト(同2位)、1.80スティール(同4位)と、リバウンド以外でキャリアハイを叩き出しているほか、フィールドゴール成功率は57.6%(同10位)、3ポイント成功率も自己最高の44.9%(同5位)と超ハイレベルな数字を残している。
過去、“シーズン平均トリプルダブル”をクリアしたのはわずか2人。1962年のオスカー・ロバートソン(元シンシナティ・ロイヤルズほか/1回)と、今季ナゲッツでプレーするラッセル・ウエストブルック(4回)が偉業を達成しており、ヨキッチがそれに続かんとしている。
現状ではギルジャス・アレキサンダーとヨキッチによる一騎打ちの様相になっている今季のMVPレース。サンダーがリーグ最高成績でレギュラーシーズンを終えた場合、ギルジャス・アレキサンダーに票が集まる可能性が高いが、ヨキッチの“歴史的スタッツ”も見過ごせない。投票者は頭を悩ませることになりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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