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NBA

セルティックス勝利の立役者ホーフォードを指揮官が絶賛。本人は“ヨキッチ対策”について「自分1人じゃないと考える」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.03.03

ヨキッチ(左)相手に大ベテランのホーフォード(右)が好プレーを見せた。(C)Getty Images

ヨキッチ(左)相手に大ベテランのホーフォード(右)が好プレーを見せた。(C)Getty Images

 現地時間3月2日(日本時間3日、日付は以下同)、昨季覇者ボストン・セルティックスはホームのTDガーデンで2023年の王者デンバー・ナゲッツと対戦し、110-103で勝利を飾った。

 セルティックスはクリスタプス・ポルジンギスが体調不良、ドリュー・ホリデーも指の負傷で欠場するなか、ジェイレン・ブラウンが22得点、5リバウンド、8アシスト、2スティール、2ブロック、デリック・ホワイトが17得点、2スティール、ジェイソン・テイタムが16得点、11リバウンド、7アシスト、ペイトン・プリチャードが11得点、3アシストをマーク。

 2月26日のデトロイト・ピストンズ戦を落とし、28日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では最大22点リードから逆転負けと、今季2度目の2連敗を喫していたチームにとっては、大きな勝利となった。
 
 その立役者となったのが、大ベテランのアル・ホーフォードだ。テイタムがフィールドゴール成功率26.7%(4/15)、ブラウンも同40.0%(6/15)とシュートタッチに苦しむなか、38歳のビッグマンは34分57秒プレーして同58.3%(7/12)の計19得点に8リバウンド、3スティールの活躍で勝利に大きく貢献。

 キャリア18年目、セルティックス在籍7年目のホーフォードは、今季ここまで47試合に出場も、平均7.9点、5.6リバウンドはどちらもキャリアワースト。だが、身体を張った守備でヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)やジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)といったリーグ有数のビッグマン相手に奮闘し、この日もニコラ・ヨキッチに対し好ディフェンスを披露。チームが勝利すべく、重要な局面で何度もステップアップしてきた。

 ホーフォードよりも“年下”36歳のジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)は、試合後の会見で大きな笑みを浮かべ「いやぁ、彼について話す必要はないよね」と、百戦錬磨のビッグマンへ全幅の信頼を寄せていた。

 過去4シーズンで3度もMVPに選ばれたヨキッチとのマッチアップを終えたホーフォードは、こう語っていた。
 
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