現地時間3月2日(日本時間3日、日付は以下同)、デンバー・ナゲッツは敵地TDガーデンで昨季覇者ボストン・セルティックスと対戦するも、103-110で敗北。同日にロサンゼルス・レイカーズが勝利したため、ウエスタン・カンファレンス3位に転落した。
ナゲッツはジャマール・マレーがゲームハイの26得点に6リバウンド、7アシスト、クリスチャン・ブラウンが24得点、6リバウンド、4スティールと奮起したほか、ラッセル・ウエストブルックが12得点、6アシスト、2スティール、マイケル・ポーターJr.が10得点、5リバウンドをマーク。
また、大黒柱ニコラ・ヨキッチは試合最初のジャンプボールで足首を捻ってしまい、第1クォーターは痛みのため足を引きずっているように見えたが、結局39分23秒もコートに立ち、20得点、14リバウンド、9アシスト、2スティールでチームを牽引。しかし、勝利には届かなかった。
ゲーム後にそのことを聞かれたヨキッチは「そうだ。僕はこの14年間、基本的にずっと(足を)引きずっているんだ」と冗談交じりに返答。ただ、今季も平均28.9点、12.7リバウンド、10.4アシスト、1.8スティールを誇る主砲がもし離脱ともなれば、ナゲッツ(39勝22敗/勝率63.9%)にとって大打撃であり、プレーオフ戦線にも大きな影響を及ぼすことが予想できる。
それほどまでにヨキッチは支配力がある選手であり、この日対戦したセルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)も、試合後にヨキッチに対するゲームプランについて次のようにコメント。実質、抑え切ることは不可能という見解を示していた。
「我々はゲームプランでヨキッチについて何も話さなかった。彼のことじゃない……ゲームプランで彼について話してはいけないんだ。自分たちにコントロールできるその他の要素について話すんだ」
ヨキッチは直近4年で3度もシーズンMVPに輝いており、今季のタイトルレースでも、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)と戴冠を激しく争っている。対戦する指揮官もお手上げの現役最強プレーヤーは、ナゲッツを2年ぶり2度目のリーグ制覇に導くべく、シーズン終盤戦、そしてプレーオフの大舞台で大いに暴れ回ることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ナゲッツはジャマール・マレーがゲームハイの26得点に6リバウンド、7アシスト、クリスチャン・ブラウンが24得点、6リバウンド、4スティールと奮起したほか、ラッセル・ウエストブルックが12得点、6アシスト、2スティール、マイケル・ポーターJr.が10得点、5リバウンドをマーク。
また、大黒柱ニコラ・ヨキッチは試合最初のジャンプボールで足首を捻ってしまい、第1クォーターは痛みのため足を引きずっているように見えたが、結局39分23秒もコートに立ち、20得点、14リバウンド、9アシスト、2スティールでチームを牽引。しかし、勝利には届かなかった。
ゲーム後にそのことを聞かれたヨキッチは「そうだ。僕はこの14年間、基本的にずっと(足を)引きずっているんだ」と冗談交じりに返答。ただ、今季も平均28.9点、12.7リバウンド、10.4アシスト、1.8スティールを誇る主砲がもし離脱ともなれば、ナゲッツ(39勝22敗/勝率63.9%)にとって大打撃であり、プレーオフ戦線にも大きな影響を及ぼすことが予想できる。
それほどまでにヨキッチは支配力がある選手であり、この日対戦したセルティックスのジョー・マズーラHC(ヘッドコーチ)も、試合後にヨキッチに対するゲームプランについて次のようにコメント。実質、抑え切ることは不可能という見解を示していた。
「我々はゲームプランでヨキッチについて何も話さなかった。彼のことじゃない……ゲームプランで彼について話してはいけないんだ。自分たちにコントロールできるその他の要素について話すんだ」
ヨキッチは直近4年で3度もシーズンMVPに輝いており、今季のタイトルレースでも、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(オクラホマシティ・サンダー)と戴冠を激しく争っている。対戦する指揮官もお手上げの現役最強プレーヤーは、ナゲッツを2年ぶり2度目のリーグ制覇に導くべく、シーズン終盤戦、そしてプレーオフの大舞台で大いに暴れ回ることだろう。
文●秋山裕之(フリーライター)
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