現地時間3月6日、ロサンゼルス・レイカーズはニューヨーク・ニックスと延長に及ぶ激闘を制し、今季最長の8連勝を飾った。
この日は球団のレジェンドOBで、2000~02年のリーグ3連覇の立役者となったシャックことシャキール・オニールの53歳の誕生日でもあった。
シャックと言えば、216cm・147kgの巨体を武器にインサイドを支配した歴代屈指のセンターとして有名だが、あるNBA記録保持者としても知られている。
それが、「自身の誕生日に記録した1試合最多得点」だ。
今から25年前の2000年3月6日、レイカーズ加入4年目のシャックは、28歳のバースデーゲーム(対ロサンゼルス・クリッパーズ)で61得点、23リバウンドの大暴れ。自身の記念日にキャリアハイの得点を叩き出す怪物的パフォーマンスを披露した。
この日のシャックは前半だけで26得点を稼ぐと、1点リードで迎えた後半は35得点と手の付けられない無双ぶり。試合を通じて44分52秒の出場で、自己最多となる24本のフィールドゴールを成功(試投35本)させ、チームを20点差の勝利に導いた。
なお、この年のシャックは2月のオールスターでMVPに輝く(ティム・ダンカンとの同時受賞)と、シーズン平均29.7点で得点王、フィールドゴール成功率も57.4%でリーグ1位に立ち、自身初にして唯一のシーズンMVPを受賞。
プレーオフでも勢いは止まらず、インディアナ・ペイサーズとの頂上決戦では平均38.0点、16.7リバウンド、2.67ブロックという圧巻の成績でレイカーズを12年ぶりの頂点に導き、ファイナルMVPも獲得した。
NBAの歴史上、同一シーズンに得点王と、オールスター・レギュラーシーズン・ファイナルのMVPを同時受賞したのは、1996年と98年のマイケル・ジョーダンと、この年のシャックのみ。キャリア最高の1年を送り、以降レイカーズは3連覇、自身も3年連続でファイナルMVPと黄金時代を築いた。
誕生日の得点ランキングは以下の通り。スター選手のバースデーゲームには、この記録を念頭に置いて試合を見てみるのも面白いかもしれない。
■誕生日の最多得点ランキング
※カッコ内は、試合の日付/誕生日を迎えた当時の年齢。
1位:シャキール・オニール/61得点
(2000年3月6日/28歳)
2位:ドミニク・ウィルキンス/53得点
(1987年1月12日/27歳)
3位:レブロン・ジェームズ/48得点
(2009年12月30日/25歳)
4位:レブロン・ジェームズ/47得点
(2022年12月30日/38歳)
4位:ステフィン・カリー/47得点
(2022年3月14日/34歳)
6位:アンソニー・デイビス/46得点
(2017年3月11日/24歳)
6位:マイケル・ジョーダン/46得点
(1992年2月17日/29歳)
8位:ニール・ジョンストン/45得点
(1955年2月4日/26歳)
9位:カイリー・アービング/43得点
(2022年3月23日/30歳)
9位:エルビン・ヘイズ/43得点
(1973年11月17日/28歳)
構成●ダンクシュート編集部
この日は球団のレジェンドOBで、2000~02年のリーグ3連覇の立役者となったシャックことシャキール・オニールの53歳の誕生日でもあった。
シャックと言えば、216cm・147kgの巨体を武器にインサイドを支配した歴代屈指のセンターとして有名だが、あるNBA記録保持者としても知られている。
それが、「自身の誕生日に記録した1試合最多得点」だ。
今から25年前の2000年3月6日、レイカーズ加入4年目のシャックは、28歳のバースデーゲーム(対ロサンゼルス・クリッパーズ)で61得点、23リバウンドの大暴れ。自身の記念日にキャリアハイの得点を叩き出す怪物的パフォーマンスを披露した。
この日のシャックは前半だけで26得点を稼ぐと、1点リードで迎えた後半は35得点と手の付けられない無双ぶり。試合を通じて44分52秒の出場で、自己最多となる24本のフィールドゴールを成功(試投35本)させ、チームを20点差の勝利に導いた。
なお、この年のシャックは2月のオールスターでMVPに輝く(ティム・ダンカンとの同時受賞)と、シーズン平均29.7点で得点王、フィールドゴール成功率も57.4%でリーグ1位に立ち、自身初にして唯一のシーズンMVPを受賞。
プレーオフでも勢いは止まらず、インディアナ・ペイサーズとの頂上決戦では平均38.0点、16.7リバウンド、2.67ブロックという圧巻の成績でレイカーズを12年ぶりの頂点に導き、ファイナルMVPも獲得した。
NBAの歴史上、同一シーズンに得点王と、オールスター・レギュラーシーズン・ファイナルのMVPを同時受賞したのは、1996年と98年のマイケル・ジョーダンと、この年のシャックのみ。キャリア最高の1年を送り、以降レイカーズは3連覇、自身も3年連続でファイナルMVPと黄金時代を築いた。
誕生日の得点ランキングは以下の通り。スター選手のバースデーゲームには、この記録を念頭に置いて試合を見てみるのも面白いかもしれない。
■誕生日の最多得点ランキング
※カッコ内は、試合の日付/誕生日を迎えた当時の年齢。
1位:シャキール・オニール/61得点
(2000年3月6日/28歳)
2位:ドミニク・ウィルキンス/53得点
(1987年1月12日/27歳)
3位:レブロン・ジェームズ/48得点
(2009年12月30日/25歳)
4位:レブロン・ジェームズ/47得点
(2022年12月30日/38歳)
4位:ステフィン・カリー/47得点
(2022年3月14日/34歳)
6位:アンソニー・デイビス/46得点
(2017年3月11日/24歳)
6位:マイケル・ジョーダン/46得点
(1992年2月17日/29歳)
8位:ニール・ジョンストン/45得点
(1955年2月4日/26歳)
9位:カイリー・アービング/43得点
(2022年3月23日/30歳)
9位:エルビン・ヘイズ/43得点
(1973年11月17日/28歳)
構成●ダンクシュート編集部
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