NBA

神がかり的なパフォーマンスを見せたリラードが文句なしの週間MVP!オールスター初選出のシアカムは今季2度目の受賞|NBA第14週

ダンクシュート編集部

2020.01.28

第14週のMVPに選ばれたシアカム(左)とリラード(右)。(C)Getty Images

 1月27日(日本時間28日)、NBAが第14週(現地1月20日~26日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからトロント・ラプターズのパスカル・シアカム、ウエスタン・カンファレンスからポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが選出された。

 今季2度目(通算3度目)の受賞となったシアカムは期間中の4試合で平均23.5点(フィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率28.6%、フリースロー成功率76.2%)、9.0リバウンド、2.5アシストを記録。全試合で18得点以上を稼いだほか、22日(同23日)のフィラデルフィア・76ers戦では両チーム最多の15リバウンドを奪い勝利に貢献した。

 とりわけ圧巻だったのが、26日(同27日)のサンアントニオ・スパーズ戦。コビー・ブライアントの訃報が飛び込んできた直後に行なわれたこの試合で、シアカムは第1クォーターだけで25得点を奪取。試合を通じて5本の3ポイントを含む35得点、8リバウンド、3アシストの活躍で勝利の立役者となった。キャリア4年目で初のオールスター出場が決定した25歳の活躍に導かれ、チームも4戦中3試合がアウェーというタフな日程を全勝で乗り切っている。
 
 今季初、通算8度目の選出となったリラードは、全3試合で45得点以上、平均52.7点(フィールドゴール成功率53.4%、3ポイント成功率57.4%、フリースロー成功率94.9%)、7.3リバウンド、9.3アシストと神がかり的なスコアリングショーを披露した。

 爆発の始まりは20日(同21日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦。この日は自己最多の11本の3ポイントを叩き込み、自身&今季リーグ最多の61得点の大爆発でオーバータイムにもつれ込んだ熱戦を制した。3日後のダラス・マーベリックス戦も、試合には敗れたものの、47得点、8アシストと躍動。勢いは衰えず、迎えた26日(同27日)のインディアナ・ペイサーズ戦では、23本中14本のシュートを沈め、50得点、13アシストを叩き出し、チームを勝利に導いた。

 チームはここまで20勝27敗でカンファレンス10位に沈んでいるものの、自身は平均得点(28.8)とアシスト(7.7)でキャリアハイを更新中。7年連続のプレーオフ進出へ向けて、後半戦もエースとして活躍が期待される。

構成●ダンクシュート編集部

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