ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、現地時間3月6日に本拠地で行なわれたニューヨーク・ニックス戦で、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスに対して険しい表情を見せ、何やら言葉をぶつけていたシーンが注目を集めた。A・スミスはそのレブロンを"口撃"している。
ニックス戦の第4クォーター、レブロンがコートサイドにいた名物コメンテーターのA・スミスと言葉を交わしていた。読唇術の専門家による分析では、レブロンの息子である新人ブロニー・ジェームズに関するものであるという推測がされていた。
A・スミスはその後、『ESPN』の番組『First Take』に出演した際、レブロンから「息子をこんなことに巻き込むな」と言われたことを明かした。同氏はブロニーに関し、たびたび話題に取り上げ、父親のレブロンともども批判していたため、レブロンはそのことに抗議したと思われる。
「あれはバスケットボール選手が私に立ちはだかったのではない。親であり、父だった。レブロン・ジェームズに腹を立てたり、軽んじたりすることはできない。誰の目から見ても、彼は素晴らしい家庭人だ。息子を大切に思っている素晴らしい父親でもある。彼は私が言ったことの一部に対して異議を唱え、立ちはだかってきた」
A・スミスはこのように語っていたが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』に出演した際、レブロンの発言は「くだらない」と思ったと明かし、ニックス戦で出番のなかったブロニーがベンチで「悲しそうな表情」を浮かべていたことがレブロンに何かを言わせた要因ではないかと示唆した。
A・スミスは、レブロン自身が何に頭を悩ませているのかを明確にしていれば、自分はブロニーではなく、レブロンを批判していることを明らかにしたとも語っている。
「コートサイドの私のところに来るよりも、『試合後に会いたいんだ』と言うだけでよかったんだ。ただ、私は君の息子(ブロニー)のことを言ったんじゃない。彼が(ドラフト)55位なのは知っている。彼にはまだやるべきことがある。私は彼には可能性があると信じているし、何が起こっても支援するつもりだ」
ブロニーはNBAの舞台に飛び込んだ今季、18試合に出場するも、平均4.2分、1.4点、0.4リバウンド、0.4アシスト、フィールドゴール成功率25.8%、3ポイント成功率20.0%と戦力になれておらず、Gリーグ行きも経験している。何かと批判されがちな立場だが、辛口で知られるA・スミスはブロニーというよりも、むしろレブロンに対して言いたいことがあるようだ。
構成●ダンクシュート編集部
ニックス戦の第4クォーター、レブロンがコートサイドにいた名物コメンテーターのA・スミスと言葉を交わしていた。読唇術の専門家による分析では、レブロンの息子である新人ブロニー・ジェームズに関するものであるという推測がされていた。
A・スミスはその後、『ESPN』の番組『First Take』に出演した際、レブロンから「息子をこんなことに巻き込むな」と言われたことを明かした。同氏はブロニーに関し、たびたび話題に取り上げ、父親のレブロンともども批判していたため、レブロンはそのことに抗議したと思われる。
「あれはバスケットボール選手が私に立ちはだかったのではない。親であり、父だった。レブロン・ジェームズに腹を立てたり、軽んじたりすることはできない。誰の目から見ても、彼は素晴らしい家庭人だ。息子を大切に思っている素晴らしい父親でもある。彼は私が言ったことの一部に対して異議を唱え、立ちはだかってきた」
A・スミスはこのように語っていたが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)がホストを務めるポッドキャスト番組『Gil's Arena』に出演した際、レブロンの発言は「くだらない」と思ったと明かし、ニックス戦で出番のなかったブロニーがベンチで「悲しそうな表情」を浮かべていたことがレブロンに何かを言わせた要因ではないかと示唆した。
A・スミスは、レブロン自身が何に頭を悩ませているのかを明確にしていれば、自分はブロニーではなく、レブロンを批判していることを明らかにしたとも語っている。
「コートサイドの私のところに来るよりも、『試合後に会いたいんだ』と言うだけでよかったんだ。ただ、私は君の息子(ブロニー)のことを言ったんじゃない。彼が(ドラフト)55位なのは知っている。彼にはまだやるべきことがある。私は彼には可能性があると信じているし、何が起こっても支援するつもりだ」
ブロニーはNBAの舞台に飛び込んだ今季、18試合に出場するも、平均4.2分、1.4点、0.4リバウンド、0.4アシスト、フィールドゴール成功率25.8%、3ポイント成功率20.0%と戦力になれておらず、Gリーグ行きも経験している。何かと批判されがちな立場だが、辛口で知られるA・スミスはブロニーというよりも、むしろレブロンに対して言いたいことがあるようだ。
構成●ダンクシュート編集部
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