現地時間３月23日（日本時間24日、日付は以下同）、マイアミ・ヒートは本拠地カセヤ・センターでシャーロット・ホーネッツと対戦。122－105で勝利を収め、連敗を10でストップさせた。

　この試合、ヒートは２月のトレード・デッドラインで加入したアンドリュー・ウィギンズが42得点と大爆発。さらにタイラー・ヒーローが29得点、デイビオン・ミッチェルと新人ケレル・ウェアがともに12得点、バム・アデバヨが11得点を奪い勝利に貢献した。

　長いトンネルだった。３月３日にワシントン・ウィザーズに勝利して以来、３週間以上にわたって白星なし。前述したトレード・デッドラインで不穏分子となっていたジミー・バトラーをゴールデンステイト・ウォリアーズに放出して以降、チームはリーグワースト３位の５勝17敗と大崩れしていることからも、かつての大黒柱を失った代償が非常に大きかったことがわかるだろう。
  　そして25日の次戦、そのバトラーがウォリアーズの一員としてマイアミに帰ってくる。2020、23年と２度ヒートをファイナルに導いた一方、最後は再三のトレード要求によりチームに混乱を招いた元エースを、地元ファンはどのような反応で迎え入れるのか。コート内外で注目度満点の一戦を前に、アデバヨはその胸中をこう明かした。

「素晴らしいゲームになるだろう。インテンシティの高い試合になると思う。両チームにとってグレートな一戦になるだろうし、どちらが勝利を手にするか見ものだね」

　バトラーとヒート、双方にとって絶対に負けられない因縁の一戦。はたして勝利の女神はどちらのチームに微笑むのだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

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