今年2月にルカ・ドンチッチとの大型トレードでロサンゼルス・レイカーズからダラス・マーベリックスに加入したアンソニー・デイビス。攻守万能のビッグマンは、2月8日の新天地デビュー戦で26得点、16リバウンド、7アシスト、3ブロックの活躍を見せたが、試合後半に左内転筋を負傷し戦線離脱を余儀なくされ、一部ではシーズン終了も噂されていた。
しかし、32歳のベテランは3月24日のブルックリン・ネッツ戦で約6週間ぶりに復帰。プレータイムに制限があるなかで、12得点、6リバウンド、3アシストをあげて120-101の勝利に貢献した。
デイビスは試合後、「俺は(チームが苦しい状況で)タオルを投げて降参するようなヤツじゃない。まだまだ十分プレーできると思う。このチームにはゴールがある。人手が足りていないし、100%健康体ではないけど、ライブ(デレック・ライブリー二世)やギャフ(ダニエル・ギャフォード)たちが(ケガから)帰ってくる。自分たちがプレーインへ進むことができるかを確かめたいんだ」とプレーオフ進出に意欲を見せた。
そんななか、『ESPN』の番組『First Take』で元NBA選手のカルロス・ブーザー(元ユタ・ジャズほか)はデイビス復帰について持論を展開。
「ケガを経験した選手なら分かるけど、AD(デイビス)のようにケガが多い選手にとって、コートに戻りたい気持ちは強いと思う。自身の評価がかかっているんだ。トレード相手のルカがレイカーズで活躍する姿を目にしているだろうし、彼が気にしていないわけがない。彼はコートに戻って、自分が何をできるかを証明したいはずだ」
続けてブーザーは優勝経験のあるカイリー・アービング(3月3日の試合で左ヒザ前十字靭帯断裂しシーズン終了)、デイビス、クレイ・トンプソンを中心としたマブズのロスターは魅力的で、今季の残り試合にデイビスが出場しファンにその片鱗を見せるべきと主張。
「来季はカイリーしばらく欠くことになるだろうが、もしこのチームが健康なら来シーズンは強力な戦力になる。(今季)ADがシーズン最後の10試合に出場してチームが10位に滑り込み、プレーインに勝って第8シードを獲得しても、(1回戦で)オクラホマシティ・サンダーに敗退するんだから、どのみち長いオフシーズンを迎えることになる。だったら彼を10試合プレーさせても問題ない」
マブズは現在ウエスタン・カンファレンス11位の35勝38敗(勝率47.9%)で、プレーイン圏内の10位フェニックス・サンズ(35勝37敗/勝率48.6%)との差はわずか0.5ゲームと、逆転の可能性は残されている。
ただ、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスはブーザーの意見に反論。マブズはシーズンを諦め、ドラフトに集中すべきと語った。
「ADがプレーしたい気持ちは分かるが、そんなことは関係ない。チームはもっと賢明になるべきだ。彼の故障歴を考えたら、私は彼を出場させないね。フロントオフィスからジェイソン・キッド(ヘッドコーチ)に至るまで、チームの誰もが彼がいつケガをしてもおかしくないことを理解しているはずだ」
デイビスは13年間のキャリアで65試合以上に出場したのは5回しかなく、次のシーズンに向けて健康体を取り戻すことが最優先だとスミスは主張していた。
構成●ダンクシュート編集部
「俺はタオルを投げて降参するようなヤツじゃない」マブズのデイビスが約6週間ぶりに復帰!「まだまだ十分プレーできる」<DUNKSHOOT>
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デイビスは試合後、「俺は(チームが苦しい状況で)タオルを投げて降参するようなヤツじゃない。まだまだ十分プレーできると思う。このチームにはゴールがある。人手が足りていないし、100%健康体ではないけど、ライブ(デレック・ライブリー二世)やギャフ(ダニエル・ギャフォード)たちが(ケガから)帰ってくる。自分たちがプレーインへ進むことができるかを確かめたいんだ」とプレーオフ進出に意欲を見せた。
そんななか、『ESPN』の番組『First Take』で元NBA選手のカルロス・ブーザー(元ユタ・ジャズほか)はデイビス復帰について持論を展開。
「ケガを経験した選手なら分かるけど、AD(デイビス)のようにケガが多い選手にとって、コートに戻りたい気持ちは強いと思う。自身の評価がかかっているんだ。トレード相手のルカがレイカーズで活躍する姿を目にしているだろうし、彼が気にしていないわけがない。彼はコートに戻って、自分が何をできるかを証明したいはずだ」
続けてブーザーは優勝経験のあるカイリー・アービング(3月3日の試合で左ヒザ前十字靭帯断裂しシーズン終了)、デイビス、クレイ・トンプソンを中心としたマブズのロスターは魅力的で、今季の残り試合にデイビスが出場しファンにその片鱗を見せるべきと主張。
「来季はカイリーしばらく欠くことになるだろうが、もしこのチームが健康なら来シーズンは強力な戦力になる。(今季)ADがシーズン最後の10試合に出場してチームが10位に滑り込み、プレーインに勝って第8シードを獲得しても、(1回戦で)オクラホマシティ・サンダーに敗退するんだから、どのみち長いオフシーズンを迎えることになる。だったら彼を10試合プレーさせても問題ない」
マブズは現在ウエスタン・カンファレンス11位の35勝38敗(勝率47.9%)で、プレーイン圏内の10位フェニックス・サンズ(35勝37敗/勝率48.6%)との差はわずか0.5ゲームと、逆転の可能性は残されている。
ただ、名物コメンテーターのスティーブン・A・スミスはブーザーの意見に反論。マブズはシーズンを諦め、ドラフトに集中すべきと語った。
「ADがプレーしたい気持ちは分かるが、そんなことは関係ない。チームはもっと賢明になるべきだ。彼の故障歴を考えたら、私は彼を出場させないね。フロントオフィスからジェイソン・キッド(ヘッドコーチ)に至るまで、チームの誰もが彼がいつケガをしてもおかしくないことを理解しているはずだ」
デイビスは13年間のキャリアで65試合以上に出場したのは5回しかなく、次のシーズンに向けて健康体を取り戻すことが最優先だとスミスは主張していた。
構成●ダンクシュート編集部
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