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NBA

FIBAが河村勇輝の国際大会TOP25プレーを公開!1位に選ばれたのは2023年W杯“沖縄の奇跡”で決めた一撃<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.01

FIBAが河村勇輝の国際大会TOP25プレーを公開した。(C)Getty Images

FIBAが河村勇輝の国際大会TOP25プレーを公開した。(C)Getty Images

 シーズンが終わってからも、河村勇輝への注目はしばらく続きそうだ。

 5月1日、FIBA(国際バスケットボール連盟)は公式YouTubeチャンネルで河村の国際大会TOP25プレーを公開。約8分間にわたる動画で、日本の司令塔のこれまでの活躍を伝えた。

 FIBAはNBAのレギュラーシーズンが終わった4月中旬以降、各国代表選手のTOP25プレーを順に紹介。シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(カナダ代表)、アンソニー・エドワーズ(アメリカ代表)、ジョーダン・クラークソン(フィリピン代表)に続く第4弾として、河村が取り上げられている。

 動画では2022年7月のアジアカップから、同年8月~23年2月のワールドカップ(W杯)予選、そして河村が世界にその名を轟かせた23年8月のW杯本戦、昨年2月のアジアカップ予選までの好プレーがランキング形式で発表されている(オリンピックは対象外)。
 
 トップ3は、日本がヨーロッパの国相手に公式戦初勝利をあげたW杯のフィンランド戦から、第4クォーター残り4分35秒に決めた逆転のレイアップ(3点プレー)が第3位、第2位は昨年のアジアカップ予選グアム戦で披露した鮮やかなノールックパス。第1位は、同じくW杯のフィンランド戦より、3位のプレーの直後に沈めたステップバックスリーが選ばれた。

 フィンランド戦は当時FIBAランク36位の日本代表が、同24位の相手に第4クォーターの10点差を引っくり返した“沖縄の奇跡”と語り継がれる一戦。この歴史的試合で河村は25得点(第4Qに15得点)、9アシストと躍動したとあって、上記の1位と3位を含め計7つのプレーが選ばれている。

 国際舞台での活躍を経て、NBAの世界へと羽ばたいた河村勇輝。所属するメンフィス・グリズリーズはプレーオフ1回戦で敗退し、今季の戦いは幕を閉じたが、シーズン終了後の会見では7月のNBAサマーリーグとともに、来季の去就次第では8月のアジアカップ参戦にも意欲を見せている。

 かつて代表最年少だった若武者も、5月2日には24歳となる。NBAプレーヤーとして日本代表のユニフォームに袖を通す日が待ち切れない。

構成●ダンクシュート編集部

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