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NBA

【NBA】河村勇輝が今季最終戦で自己最多12得点&5アシスト!超絶背面パスや4点プレーなどハイライトを連発<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.04.14

今季最終戦で河村が躍動した。(C)Getty Images

今季最終戦で河村が躍動した。(C)Getty Images

 現地時間4月13日(日本時間14日、日付は以下同)、NBAはレギュラーシーズン最終戦を迎え、メンフィス・グリズリーズは本拠地フェデックス・フォーラムでダラス・マーベリックスと対戦。132-97で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス8位の48勝34敗(勝率58.5%)とした。

 この日マーベリックスに勝利し、同時刻に試合が行なわれるミネソタ・ティンバーウルブズが敗れればウエスト7位浮上の可能性があったグリズリーズだが、どちらにせよプレーインは免れないため、コンディション調整のため主力は温存。スターティングラインナップにはキャム・スペンサー、ヴィンス・ウィリアムズJr.、ラマー・スティーブンス、GG・ジャクソン、マービン・バグレー三世が並んだ。

 消化試合とはいえ、普段出番の少ないベンチメンバーにとっては大事なアピールの機会。前半だけでバグレー三世が15得点、スペンサーが13得点、スティーブンスが10得点、ベンチからジェイ・ハフが14得点を奪ったグリズリーズが、67-54と13点のリードを奪ってファーストハーフを終える。
 
 第3クォーターも勢いは衰えず、104-75と大量リード。この時点で3人が20得点オーバーをマークすると、第4クォーターはさらに点差を拡大し、プロ―アウトでシーズン最終戦を圧勝で飾った。

 NBAで今季22試合目の出場となった河村勇輝は、第1クォーター残り7分42秒に地元ファンの大歓声に包まれながらコートに入ると、残り3分39秒にスペンサーのパスを受け右コーナーから長距離砲をヒット。さらに残り1分3秒にも、味方のスクリーンを利用しつつトップ・オブ・ザ・キー付近からプルアップスリーを放り込んでみせる。また2度チームメイトの3ポイントをお膳立てし、最初の12分で6得点、2アシストと幸先のいいスタートを切った。

 第2クォーターは残り7分40秒に投入され、2本の超絶パスで世界中のファンを魅了する。まずは残り4分4秒、ディフェンス時にスティールでボールを奪うと、そのまま背面パスで前方を走るバグレー三世にドンピシャのアシストを提供。これにはベンチにいたジャ・モラントらも総立ちとなり、実況も「ユウキ!ユウキ!ユウキ!」と大興奮だった。
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