ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムは、6年連続でオールスター出場中のリーグを代表するスター選手の1人だ。アメリカ代表としても五輪で2つの金メダルを獲得している一方で、周囲の評価はそこまで高くない。
そのなかで、フランチャイズOBのアントワン・ウォーカーは、殿堂入り選手の名前を引き合いに出して後輩を分析している。
テイタムは2017年のドラフトでセルティックスから全体3位指名を受けて入団。キャリア3年目の2019-20シーズンにオールスターに選ばれ、22年のプレーオフではカンファレンス・ファイナルMVPを受賞した。同年はNBAファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズに敗退したものの、23-24シーズンには自身初となるリーグタイトルを獲得した。
今季もレギュラーシーズン72試合に出場してリーグ5位の平均26.8点、8.7リバウンド、6.0アシストをマークし、クリーブランド・キャバリアーズに次ぐイースタン・カンファレンスの第2シード(61勝21敗/勝率74.4%)獲得に貢献。チームはプレーオフ1回戦でオーランド・マジックを4勝1敗で破り、カンファレンス準決勝に駒を進めている。
昨夏にセルティックスと5年総額3億1500万ドル(約448億円)のスーパーMAX契約を締結した実力者のテイタムだが、アメリカ代表として出場したパリ五輪では2試合で出番なしに終わるなど、どこか過小評価されている傾向は再三話題に上がる。
1996年のドラフト全体6位指名でセルティックス入りし、約8年間プレーしたウォーカーは『FanDuel TV』のポッドキャスト番組「Run It Back」で、テイタムについて「ネガティブな評価には反対だ」と主張した。
「彼には派手なプレーは必要ない。ミドルレンジもいいし、3ポイントも打てる。カーメロ・アンソニーのようなものだ。オリンピック後の状況を見て、今後数年、彼が非常に高いレベルでプレーすることになると思った。そして、実際に今それをやってみせている」
得点王に輝いた経験を持ち、今年のバスケットボール殿堂入りが決まったカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)と同じく、「素晴らしいスコアラー型ウインガーだ」と評価した。
ウォーカーはテイタムが3年目の2020年にも、オフェンスに関して「彼はネクスト・セルティック。ネクスト・ラリー・バード、ネクスト・ポール・ピアースだ。ジェイソン・テイタムはそこに到達する」と後輩について語っていた。
昨年のファイナルMVPは同僚のジェイレン・ブラウンに譲ったが、今年リーグ優勝&MVPを手にすることになれば、テイタムの評価も正当なものになっていくかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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そのなかで、フランチャイズOBのアントワン・ウォーカーは、殿堂入り選手の名前を引き合いに出して後輩を分析している。
テイタムは2017年のドラフトでセルティックスから全体3位指名を受けて入団。キャリア3年目の2019-20シーズンにオールスターに選ばれ、22年のプレーオフではカンファレンス・ファイナルMVPを受賞した。同年はNBAファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズに敗退したものの、23-24シーズンには自身初となるリーグタイトルを獲得した。
今季もレギュラーシーズン72試合に出場してリーグ5位の平均26.8点、8.7リバウンド、6.0アシストをマークし、クリーブランド・キャバリアーズに次ぐイースタン・カンファレンスの第2シード(61勝21敗/勝率74.4%)獲得に貢献。チームはプレーオフ1回戦でオーランド・マジックを4勝1敗で破り、カンファレンス準決勝に駒を進めている。
昨夏にセルティックスと5年総額3億1500万ドル(約448億円)のスーパーMAX契約を締結した実力者のテイタムだが、アメリカ代表として出場したパリ五輪では2試合で出番なしに終わるなど、どこか過小評価されている傾向は再三話題に上がる。
1996年のドラフト全体6位指名でセルティックス入りし、約8年間プレーしたウォーカーは『FanDuel TV』のポッドキャスト番組「Run It Back」で、テイタムについて「ネガティブな評価には反対だ」と主張した。
「彼には派手なプレーは必要ない。ミドルレンジもいいし、3ポイントも打てる。カーメロ・アンソニーのようなものだ。オリンピック後の状況を見て、今後数年、彼が非常に高いレベルでプレーすることになると思った。そして、実際に今それをやってみせている」
得点王に輝いた経験を持ち、今年のバスケットボール殿堂入りが決まったカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)と同じく、「素晴らしいスコアラー型ウインガーだ」と評価した。
ウォーカーはテイタムが3年目の2020年にも、オフェンスに関して「彼はネクスト・セルティック。ネクスト・ラリー・バード、ネクスト・ポール・ピアースだ。ジェイソン・テイタムはそこに到達する」と後輩について語っていた。
昨年のファイナルMVPは同僚のジェイレン・ブラウンに譲ったが、今年リーグ優勝&MVPを手にすることになれば、テイタムの評価も正当なものになっていくかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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