ロサンゼルス・レイカーズは、ミネソタ・ティンバーウルブズとのプレーオフ1回戦の第4戦に113-116で敗れ、シリーズ成績1勝3敗と崖っぷちに追い込まれた。これを受け、『The Ringer』のザック・ロウ記者はエースのルカ・ドンチッチに厳しい評価を下している。
今季のレイカーズはレブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、そして2月に大型トレードで加入したドンチッチを中心に、レギュラーシーズンで50勝32敗(勝率61.0%)の成績を残し、優勝した2020年以来となるプレーオフの上位シード(第3シード)を手にした。
ただ、ポストシーズンでは第6シードのウルブズに初戦で95-117と完敗。2戦目こそ94-85で勝利を収めたものの、アウェーでの第3、4戦を立て続けに落とし、シリーズ敗退の危機に瀕している。
頼れるビッグマンの不在や選手層の薄さなど、チームが様々な問題点を抱えるなかで、ロウは自身のポッドキャスト『The Lowe Post』でドンチッチのディフェンスを「笑ってしまうほどひどい」と酷評した。
「なぜいつもチームが崖っぷちに立たされてからでないと、本気でディフェンスに取り組まないのか。(2022年プレーオフの)フェニックス(サンズ)との第1戦と第2戦を見直せば分かるけど、あの時の彼のディフェンスは本当にひどかった。
毎回シリーズが始まってから恥をかいてようやく守備に本気を出し始める。そして今回もまた同じだ。シリーズは4戦まで来ているのに、彼は無力だ。正直、もううんざりだよ。追い詰められるまで何もしないなんてね。『少しは戦う姿勢を見せてみろ』と言いたい」
スロベニア出身のスターは、第4戦でチームハイの38得点を記録した一方で、アンソニー・エドワーズに何度も抜かれたり、ジェイデン・マクダニエルズのバックカットに対応できなかったりと、ディフェンス面で狙われる場面が多かった。
また、ロウは「このシリーズでの興味深いスタッツのひとつは、ルカが4試合でたった20アシストしかしていないことだ。彼にしては少なすぎる」とアシスト数にも注目。
シーズンで平均7.7アシスト(レイカーズ移籍後は7.5本)を残したドンチッチだが、第4戦で2アシスト、第1戦ではわずか1アシストに終わるなど、このシリーズでは5.0本と大きく数字を落としている。これについてロウはレイカーズのロスター構成にも問題があると述べた。
「レイカーズのセンター問題がドンチッチの足を引っ張っている。彼が得意とする攻撃エリアに入っていくためには、ディフェンスを引きつける“ダイブマン(ピック後に素早くゴール下へ飛び込むビッグマン)”の存在が必要なんだ。その欠如を感じるよ」
ダラス・マーベリックス時代にはダニエル・ギャフォードやデレック・ライブリー二世のような信頼できるピック&ロールの相棒がいた。しかし、現在のレイカーズにはそのような選手がいないことがドンチッチに悪影響を与えているとロウは分析していた。
構成●ダンクシュート編集部
「この敗戦は本当に堪える」ウルブズに逆転負けのレイカーズにOBは失望隠せず「オフェンスに動きがなく、ルカに頼りすぎていた」<DUNKSHOOT>
「レブロンに爆発してほしかったが…」後半に選手交代を行なわなかったレイカーズ指揮官に元選手が苦言「初歩的なミス」<DUNKSHOOT>
【NBAプレーオフ】八村塁が5本の3ポイントを含む23得点と躍動!しかしレイカーズはウルブズに惜敗し、シリーズ1勝3敗と崖っぷちに<DUNKSHOOT>
今季のレイカーズはレブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、そして2月に大型トレードで加入したドンチッチを中心に、レギュラーシーズンで50勝32敗(勝率61.0%)の成績を残し、優勝した2020年以来となるプレーオフの上位シード(第3シード)を手にした。
ただ、ポストシーズンでは第6シードのウルブズに初戦で95-117と完敗。2戦目こそ94-85で勝利を収めたものの、アウェーでの第3、4戦を立て続けに落とし、シリーズ敗退の危機に瀕している。
頼れるビッグマンの不在や選手層の薄さなど、チームが様々な問題点を抱えるなかで、ロウは自身のポッドキャスト『The Lowe Post』でドンチッチのディフェンスを「笑ってしまうほどひどい」と酷評した。
「なぜいつもチームが崖っぷちに立たされてからでないと、本気でディフェンスに取り組まないのか。(2022年プレーオフの)フェニックス(サンズ)との第1戦と第2戦を見直せば分かるけど、あの時の彼のディフェンスは本当にひどかった。
毎回シリーズが始まってから恥をかいてようやく守備に本気を出し始める。そして今回もまた同じだ。シリーズは4戦まで来ているのに、彼は無力だ。正直、もううんざりだよ。追い詰められるまで何もしないなんてね。『少しは戦う姿勢を見せてみろ』と言いたい」
スロベニア出身のスターは、第4戦でチームハイの38得点を記録した一方で、アンソニー・エドワーズに何度も抜かれたり、ジェイデン・マクダニエルズのバックカットに対応できなかったりと、ディフェンス面で狙われる場面が多かった。
また、ロウは「このシリーズでの興味深いスタッツのひとつは、ルカが4試合でたった20アシストしかしていないことだ。彼にしては少なすぎる」とアシスト数にも注目。
シーズンで平均7.7アシスト(レイカーズ移籍後は7.5本)を残したドンチッチだが、第4戦で2アシスト、第1戦ではわずか1アシストに終わるなど、このシリーズでは5.0本と大きく数字を落としている。これについてロウはレイカーズのロスター構成にも問題があると述べた。
「レイカーズのセンター問題がドンチッチの足を引っ張っている。彼が得意とする攻撃エリアに入っていくためには、ディフェンスを引きつける“ダイブマン(ピック後に素早くゴール下へ飛び込むビッグマン)”の存在が必要なんだ。その欠如を感じるよ」
ダラス・マーベリックス時代にはダニエル・ギャフォードやデレック・ライブリー二世のような信頼できるピック&ロールの相棒がいた。しかし、現在のレイカーズにはそのような選手がいないことがドンチッチに悪影響を与えているとロウは分析していた。
構成●ダンクシュート編集部
「この敗戦は本当に堪える」ウルブズに逆転負けのレイカーズにOBは失望隠せず「オフェンスに動きがなく、ルカに頼りすぎていた」<DUNKSHOOT>
「レブロンに爆発してほしかったが…」後半に選手交代を行なわなかったレイカーズ指揮官に元選手が苦言「初歩的なミス」<DUNKSHOOT>
【NBAプレーオフ】八村塁が5本の3ポイントを含む23得点と躍動!しかしレイカーズはウルブズに惜敗し、シリーズ1勝3敗と崖っぷちに<DUNKSHOOT>