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NBA

【NBA】キャブズのアトキンソンHCが最優秀コーチに選出!歴代受賞者の“不吉なデータ”を払拭できるか<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.05.07

キャブズを前年の48勝から64勝に飛躍させたアトキンソンHCが最優秀コーチに選ばれた。(C)Getty Images

キャブズを前年の48勝から64勝に飛躍させたアトキンソンHCが最優秀コーチに選ばれた。(C)Getty Images

 現地時間5月5日、NBAが2024-25シーズンの最優秀コーチ賞(Coach of the Year)を発表し、クリーブランド・キャバリアーズのケニー・アトキンソンHC(ヘッドコーチ)が選出された。

 57歳のアトキンソンHCは就任1年目の今季、レギュラーシーズンで64勝18敗という成績を残し、イースタン・カンファレンスの第1シード獲得に牽引。球団ではキャブズ初代指揮官のビル・フィッチ(1976年)、66勝16敗のフランチャイズ記録を残したマイク・ブラウン(2009年)に続く3人目の受賞者となった。

 今季のキャバリアーズはリーグ歴代2位タイの開幕15連勝に始まり、12連勝以上を3度記録。これは2006-07シーズンのダラス・マーベリックスに続く史上2チーム目の快挙だった。
 
 さらに、チームは1試合平均得点(121.9点)、平均得失点差(9.5点)、アウェー勝利数(30勝)、3ポイント成功数(1303本)など、複数の項目で球団レコードを更新。

 アトキンソンHCは就任1年目の指揮官としては歴代4位タイの勝利数をマークし、昨季までキャブズを指揮し、今季はデトロイト・ピストンズを躍進に導いたJB・ビッカースタッフHCらを抑えて戴冠を果たした。

 一方、最優秀コーチ賞を受賞したHCは、そのシーズンで頂点に立てていないという喜ばしくないデータもある。

 同賞は前年の成績や下馬評を覆した点などが高く評価され、単に好成績を残したチームの指揮官が選ばれるわけではないとはいえ、2000年以降の受賞者でプレーオフも制したのは03年と14年のグレッグ・ポポビッチHCのみ。アトキンソンHCはキャブズをどこまで導けるか注目が集まる。

 今季の投票結果と、直近15年の受賞者は以下の通りだ。

■最優秀コーチ賞 投票結果一覧
※コーチ名右の数字は左から合計ポイント、1位票(5ポイント)-2位票(3ポイント)-3位票(1ポイント)

1. ケニー・アトキンソン(キャバリアーズ)/401(59-33-7)
2. JB・ビッカースタッフ(ピストンズ)/305(31-44-18)
3. イーメイ・ユドカ(ロケッツ)/113(7-13-39)
4. マーク・ダグノー(サンダー)/41(2-7-10)
5. タロン・ルー(クリッパーズ)/35(1-3-21)
6. JJ・レディック(レイカーズ)/5(0-0-5)

■直近15年の最優秀コーチ賞受賞者
※カッコ内は受賞当時の所属先

2024-25:ケニー・アトキンソン(キャバリアーズ)
2023-24:マーク・ダグノー(サンダー)
2022-23:マイク・ブラウン(キングス)
2021-22:モンティ・ウィリアムズ(サンズ)
2020-21:トム・シボドー(ニックス)
2019-20:ニック・ナース(ラプターズ)
2018-19:マイク・ブーデンホルザー(バックス)
2017-18:ドゥエイン・ケイシー(ラプターズ)
2016-17:マイク・ダントーニ(ロケッツ)
2015-16:スティーブ・カー(ウォリアーズ)
2014-15:マイク・ブーデンホルザー(ホークス)
2013-14:グレッグ・ポポビッチ(スパーズ)
2012-13:ジョージ・カール(ナゲッツ)
2011-12:グレッグ・ポポビッチ(スパーズ)
2010-11:トム・シボドー(ブルズ)

構成●ダンクシュート編集部

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