現地時間6月14日(日本時間15日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズのオースティン・リーブスと、兄で今季はドイツでプレーしたスペンサー・リーブスによる『Reaves Brothers Basketball Camp』がアーカンソー州バレービューで始動した。
アーカンソー州出身のリーブス兄弟によるキャンプは今年で4度目。弟のオースティンはドラフト外でNBA入りし、キャリア4年目となった今季は73試合で平均20.2点、4.5リバウンド、5.8アシスト、1.1スティールに3ポイント成功率37.7%(平均2.7本成功)と自己最高のシーズンを送った。
今季のレイカーズは12月にディアンジェロ・ラッセルをブルックリン・ネッツへ、2月にアンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスに放出し、ドリアン・フィニー・スミスやルカ・ドンチッチを獲得。チームはレブロン・ジェームズと新加入のドンチッチを中心に、ウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗(勝率61.0%)を残した。
もっとも、レイカーズは1回戦で第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗で敗退。リーブスは相手のフィジカルなプレーに苦戦し、シリーズ平均16.2点、5.4リバウンド、3.6アシストと一定の数字を残したものの、フィールドゴール成功率41.1%、3ポイント成功率31.9%に終わった。
それでも、レブロンとフィニー・スミス(今夏にプレーヤーオプション)、ドンチッチ、八村塁、ゲイブ・ヴィンセント、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクトらを擁するレイカーズをこう語っていた。
「僕らに限界なんてないと思っている。このチームは正しい方向へ進んでいるんだ。ルカを加えたことで、チームは(将来の)殿堂入り選手を中心にロスターを作り上げるチャンスを手にした。それにブロン(レブロン)だっている。高いIQを持ち、40歳だけど今でも走り回っている」
レブロンとフィニー・スミスの動向が気になる中、レイカーズが今夏に最も補強すべきはビッグマンだ。もしトレードで魅力的な選手を獲得できるのであれば、リーブスが交換要員になる可能性が残されている。
5月に27歳を迎えたリーブスの現行契約は2025-26シーズンまでで、翌2026-27シーズンがプレーヤーオプション。今後3シーズンの年俸はいずれも1500万ドル(約21億6000万円)以下と、トレードに回しやすい契約内容となっている。
ただ、レイカーズでNBAキャリアをスタートさせた27歳のガードは引退まで“レイカー”でいたいと口にしていた。
「僕はずっとLAにいたい。キャリアすべてをLAでプレーしたいんだ。あそこが大好きだからね。ファンも最高で、気候も素晴らしい。そしてレイカーズはバスケットボール界でベストな組織なんだ。(トレードの噂に関しては)意識しないようにしている。僕はこれからも黙々と練習に取り組み続けていく。今の自分があるのはそうやってきたことが要因のひとつだと思っているからね」
また、16日には「ここまで来ると、自分ではコントロールできない。僕はずっとLAにいたい。もし彼ら(フロント)が僕をトレードしたいなら、新しい場所を探しに行くだけさ。だけど前にも言ったように、僕はLAにいたいし、LAでキャリアを全うしたいんだ」と、口にしていた。
移籍の噂が絶えない中でも、リーブスは来季も“パープル&ゴールド”の一員でありたいと強く願っている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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今季のレイカーズは12月にディアンジェロ・ラッセルをブルックリン・ネッツへ、2月にアンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスに放出し、ドリアン・フィニー・スミスやルカ・ドンチッチを獲得。チームはレブロン・ジェームズと新加入のドンチッチを中心に、ウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗(勝率61.0%)を残した。
もっとも、レイカーズは1回戦で第6シードのミネソタ・ティンバーウルブズに1勝4敗で敗退。リーブスは相手のフィジカルなプレーに苦戦し、シリーズ平均16.2点、5.4リバウンド、3.6アシストと一定の数字を残したものの、フィールドゴール成功率41.1%、3ポイント成功率31.9%に終わった。
それでも、レブロンとフィニー・スミス(今夏にプレーヤーオプション)、ドンチッチ、八村塁、ゲイブ・ヴィンセント、ジャレッド・ヴァンダービルト、ダルトン・コネクトらを擁するレイカーズをこう語っていた。
「僕らに限界なんてないと思っている。このチームは正しい方向へ進んでいるんだ。ルカを加えたことで、チームは(将来の)殿堂入り選手を中心にロスターを作り上げるチャンスを手にした。それにブロン(レブロン)だっている。高いIQを持ち、40歳だけど今でも走り回っている」
レブロンとフィニー・スミスの動向が気になる中、レイカーズが今夏に最も補強すべきはビッグマンだ。もしトレードで魅力的な選手を獲得できるのであれば、リーブスが交換要員になる可能性が残されている。
5月に27歳を迎えたリーブスの現行契約は2025-26シーズンまでで、翌2026-27シーズンがプレーヤーオプション。今後3シーズンの年俸はいずれも1500万ドル(約21億6000万円)以下と、トレードに回しやすい契約内容となっている。
ただ、レイカーズでNBAキャリアをスタートさせた27歳のガードは引退まで“レイカー”でいたいと口にしていた。
「僕はずっとLAにいたい。キャリアすべてをLAでプレーしたいんだ。あそこが大好きだからね。ファンも最高で、気候も素晴らしい。そしてレイカーズはバスケットボール界でベストな組織なんだ。(トレードの噂に関しては)意識しないようにしている。僕はこれからも黙々と練習に取り組み続けていく。今の自分があるのはそうやってきたことが要因のひとつだと思っているからね」
また、16日には「ここまで来ると、自分ではコントロールできない。僕はずっとLAにいたい。もし彼ら(フロント)が僕をトレードしたいなら、新しい場所を探しに行くだけさ。だけど前にも言ったように、僕はLAにいたいし、LAでキャリアを全うしたいんだ」と、口にしていた。
移籍の噂が絶えない中でも、リーブスは来季も“パープル&ゴールド”の一員でありたいと強く願っている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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