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NBA

キャリア23年目へ、レブロンが現役続行に意欲!「9月のキャンプには100%に近い状態で臨めると思う」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.06.18

引退も噂されたレブロンだが、現役続行に意欲を見せている。(C)Getty Images

引退も噂されたレブロンだが、現役続行に意欲を見せている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズはキャリア22年目の今季、70試合に出場し平均24.4点、7.8リバウンド、8.2アシスト、フィールドゴール成功率51.3%、フリースロー成功率78.2%(キャリアハイ)の好成績を残した。

 昨年12月に40歳を迎えた“キング”は現役最年長ながら、オールスター、オールNBA2ndチーム選出に加え、MVP投票で全体6位に入るなど依然としてリーグ有数の実力者であることを見せつけた。

 今季のレイカーズは就任1年目のJJ・レディックHC(ヘッドコーチ)の下、シーズン途中にディアンジェロ・ラッセルをブルックリン・ネッツ、アンソニー・デイビスをダラス・マーベリックスへトレードし、ネッツからドリアン・フィニー・スミス、マブズからルカ・ドンチッチを獲得した。

 ロスターのテコ入れを行なったレイカーズは、レブロンやドンチッチ、オースティン・リーブス、八村塁、フィニー・スミスを中心とした布陣でウエスタン・カンファレンス3位の50勝32敗(勝率61.0%)を記録。

 優勝した2020年以来の上位シードを獲得し、チームは意気揚々とプレーオフを迎えたものの、1回戦でアンソニー・エドワーズ擁するミネソタ・ティンバーウルブズ相手に1勝4敗で敗れて早々に姿を消した。
 
 レブロンはポストシーズンで平均40.7分に出場し、25.4点、9.0リバウンド、5.6アシスト、2.0スティール、1.8ブロックを残した。ただ、ウルブズとのシリーズ第5戦の第4クォーターに左ヒザ内側側副靭帯を捻挫。本来ならば復帰まで3~5週間を要するケガだったが、約1分ベンチに下がった後にコートへ戻りプレーを続けていた。

 現地時間6月17日(日本時間18日、日付は以下同)に『AP』へ公開された記事の中で、レブロンは「俺には自分のケガ、ヒザ、それ以外でも身体をケアする時間がたくさんある。9月のトレーニングキャンプで始動する時には100%に近い状態で臨めると思う」と語っていた。

 来季契約はプレーヤーオプションで、レブロンがこれを行使するのか、破棄して完全FA(フリーエージェント)になって新たに契約を結び直すのかは不透明だが、少なくとも今季限りでの引退はなさそうだ。

 レブロンを突き動かす原動力となっているのは家族の存在。妻サバンナとの間に3人の子どもがおり、長男のブロニーは今季レイカーズで共闘し、次男のブライスは今年アリゾナ大に進学、娘のズーリはバレーボールをプレーしている。
 
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