オクラホマシティ・サンダーの絶対的エースは、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)だが、チームで2番手としての地位を完全に確立したのが3年目のジェイレン・ウィリアムズだ。成長著しい攻守万能の24歳を、現役時代にオールラウンダーとして名を馳せたスコッティ・ピッペン(元シカゴ・ブルズほか)も称賛している。
2022年のドラフト1巡目12位指名でNBA入りしたウィリアムズは、ルーキーイヤーからレギュラーに定着。3年目の今季は69試合に出場してキャリアハイの平均21.6点(リーグ25位)、5.3リバウンド、5.1アシスト(同34位)、1.6スティール(同7位)、0.7ブロックの成績を残し、初のオールスター出場、オールNBA3rdチームとオールディフェンシブ2ndチーム選出と最高のシーズンを過ごした。
サンダーには今季初の得点王(平均32.7点)とMVPを獲得したSGAがいるために隠れがちだが、第4クォーターの平均得点はエースを上回るリーグ14位(6.6点)と勝負強さを兼ね備え、他のチームならばエース扱いでも不思議ではない。
インディアナ・ペイサーズと対戦しているNBAファイナルでは、ウィリアムズは身長196cmながら203㎝のパスカル・シアカムとマッチアップし、攻撃ではポイントガードの役割を担う時間もある。現地時間6月16日(日本時間17日)のシリーズ第5戦では、プレーオフ自己ベストとなる40得点に6リバウンド、3アシストの好パフォーマンスを披露した。
現役時代に神様マイケル・ジョーダンの相棒として、ブルズで2度の3連覇を経験した殿堂入り選手のピッペンは『ESPN』のインタビューで、「彼はかなり特別な選手だ。見るのは楽しいよ。彼の中には、確かに自分と重なる部分が多いのは確かだ。このリーグでトッププレーヤーの1人になる可能性がある。間違いなくフランチャイズを何度も優勝に導くことができる選手だ。彼と、もちろんシェイもね」とウィリアムズを高く評価している。
当のウィリアムズは、「新時代のスコッティのような気分だ。明らかにシェイはジョーダンと比較される。とてもクールだよ。ああいう風に誰かと比較される時はいつでも、正しいことをしている証だからね」とコメント。
サンダーの2番手とジョーダンの相棒を比較する声も増えているが、ピッペンは「彼が私のようになると上限は決めたくない」とし、ウィリアムズは自分を超えるポテンシャルを秘めているとの見解を示した。
「彼はもっと偉大な選手になるだろう。今のバスケットボールの状況を考えれば、彼らにはオフェンスに自由がある。私たちにはそれがなかったが、彼らは3ポイントシュートを打つ自由がある。今プレーしている選手たちはシュート力があるからこそ、かつての選手たちよりも良い選手になるチャンスがある」
さらにピッペンは現在24歳のウィリアムズについて「将来さらに良くなる」と太鼓判を押していた。
構成●ダンクシュート編集部
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サンダーには今季初の得点王(平均32.7点)とMVPを獲得したSGAがいるために隠れがちだが、第4クォーターの平均得点はエースを上回るリーグ14位(6.6点)と勝負強さを兼ね備え、他のチームならばエース扱いでも不思議ではない。
インディアナ・ペイサーズと対戦しているNBAファイナルでは、ウィリアムズは身長196cmながら203㎝のパスカル・シアカムとマッチアップし、攻撃ではポイントガードの役割を担う時間もある。現地時間6月16日(日本時間17日)のシリーズ第5戦では、プレーオフ自己ベストとなる40得点に6リバウンド、3アシストの好パフォーマンスを披露した。
現役時代に神様マイケル・ジョーダンの相棒として、ブルズで2度の3連覇を経験した殿堂入り選手のピッペンは『ESPN』のインタビューで、「彼はかなり特別な選手だ。見るのは楽しいよ。彼の中には、確かに自分と重なる部分が多いのは確かだ。このリーグでトッププレーヤーの1人になる可能性がある。間違いなくフランチャイズを何度も優勝に導くことができる選手だ。彼と、もちろんシェイもね」とウィリアムズを高く評価している。
当のウィリアムズは、「新時代のスコッティのような気分だ。明らかにシェイはジョーダンと比較される。とてもクールだよ。ああいう風に誰かと比較される時はいつでも、正しいことをしている証だからね」とコメント。
サンダーの2番手とジョーダンの相棒を比較する声も増えているが、ピッペンは「彼が私のようになると上限は決めたくない」とし、ウィリアムズは自分を超えるポテンシャルを秘めているとの見解を示した。
「彼はもっと偉大な選手になるだろう。今のバスケットボールの状況を考えれば、彼らにはオフェンスに自由がある。私たちにはそれがなかったが、彼らは3ポイントシュートを打つ自由がある。今プレーしている選手たちはシュート力があるからこそ、かつての選手たちよりも良い選手になるチャンスがある」
さらにピッペンは現在24歳のウィリアムズについて「将来さらに良くなる」と太鼓判を押していた。
構成●ダンクシュート編集部
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