現地時間6月25日、ブルックリンのバークレイズ・センターにて「NBAドラフト2025」が行なわれ、ダラス・マーベリックスがデューク大のクーパー・フラッグを全体1位で指名した。
2006年12月21日生まれのフラッグは、ドラフト時点で18歳と186日。2003年ドラフトのレブロン・ジェームズの18歳と178日に次ぐ、史上2番目の"年少ドラフト1位指名選手"となった。
高校を飛び級し、名門デューク大で過ごした今シーズン、フラッグは37試合に出場して平均19.2点、7.5リバウンド、4.2アシスト、1.41スティール、1.35ブロックを記録。1年生ながらエースとして大車輪の活躍を披露し、NCAAトーナメントではチームをファイナル4(4強)に導いた。
昨年のパリ五輪前のアメリカ代表合宿では、代表メンバーの練習相手を務める「セレクトチーム」にNBAの若手選手に交じって選ばれ、存在感を発揮。ここでマッチアップも経験したレブロンはドラフト前、22歳下の後輩について「彼は偉大な選手になりたがっている」と期待を寄せた。
「彼はデューク大で素晴らしい1年を過ごした。フロアで様々なことができる。ボールを持っていても持っていなくてもプレーできる。ジャンプショットは今後も向上していくだろう。素晴らしい運動能力の持ち主で、2回目のジャンプも速い」
また、「彼は俺と違って、殿堂入りする選手たちがいるチームに加わるというメリットもある」と、アンソニー・デイビス、カイリー・アービング、クレイ・トンプソンらベテランスターがいるマブズに入団する利点も語っていた。
一方、現地メディアでは、フラッグが「1977年以来の白人アメリカ人ドラ1選手」としても注目を集めている。
1977年にミルウォーキー・バックスから全体1位で指名されたのは、センターのケント・ベンソン。キャリア11年間で通算680試合、6168得点をあげたビッグマンだが、彼を最後に47年間にわたって白人の自国産ドラ1プレーヤーは現われていなかった。
"史上最高の白人選手"とも評されるラリー・バード級の活躍も期待されるフラッグ。様々な面で脚光を浴びる18歳が、来季NBAでどんなルーキーシーズンを送るのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】ダンクシュート編集部が厳選!NBA史に燦然と輝くレジェンドスターたちを特集!!
2006年12月21日生まれのフラッグは、ドラフト時点で18歳と186日。2003年ドラフトのレブロン・ジェームズの18歳と178日に次ぐ、史上2番目の"年少ドラフト1位指名選手"となった。
高校を飛び級し、名門デューク大で過ごした今シーズン、フラッグは37試合に出場して平均19.2点、7.5リバウンド、4.2アシスト、1.41スティール、1.35ブロックを記録。1年生ながらエースとして大車輪の活躍を披露し、NCAAトーナメントではチームをファイナル4(4強)に導いた。
昨年のパリ五輪前のアメリカ代表合宿では、代表メンバーの練習相手を務める「セレクトチーム」にNBAの若手選手に交じって選ばれ、存在感を発揮。ここでマッチアップも経験したレブロンはドラフト前、22歳下の後輩について「彼は偉大な選手になりたがっている」と期待を寄せた。
「彼はデューク大で素晴らしい1年を過ごした。フロアで様々なことができる。ボールを持っていても持っていなくてもプレーできる。ジャンプショットは今後も向上していくだろう。素晴らしい運動能力の持ち主で、2回目のジャンプも速い」
また、「彼は俺と違って、殿堂入りする選手たちがいるチームに加わるというメリットもある」と、アンソニー・デイビス、カイリー・アービング、クレイ・トンプソンらベテランスターがいるマブズに入団する利点も語っていた。
一方、現地メディアでは、フラッグが「1977年以来の白人アメリカ人ドラ1選手」としても注目を集めている。
1977年にミルウォーキー・バックスから全体1位で指名されたのは、センターのケント・ベンソン。キャリア11年間で通算680試合、6168得点をあげたビッグマンだが、彼を最後に47年間にわたって白人の自国産ドラ1プレーヤーは現われていなかった。
"史上最高の白人選手"とも評されるラリー・バード級の活躍も期待されるフラッグ。様々な面で脚光を浴びる18歳が、来季NBAでどんなルーキーシーズンを送るのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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