新天地に旅立った河村勇輝が、コート内外で早くも話題を振りまいている。

　現地時間７月３日（日本時間４日、日付は以下同）、シカゴ・ブルズが７月10～20日にラスベガスで開催されるサマーリーグの出場メンバーを発表。そのロスターの中に“YUKI KAWAMURA”の名前も記されており、今夏はブルズの一員としてサマーリーグでプレーすることが決まった。

　７月６日には、サマーリーグに出場する選手たちとともにチーム練習に参加。するとブルズの公式Ｘアカウントが、ゲーム形式で選手たちがプレーする動画をふたつ投稿した。

　そのうちのひとつが、河村が素早いボールプッシュでフロアを駆け上がり、片手でロブパスを上げて今年のドラフト12位新人ノア・エセンゲのアリウープをお膳立てしたもの。このポストは38万インプレッションを記録しており、直前に投稿されたエセンゲのダンク動画が7.7万インプレッションだったことを考慮すると、かなりの注目を集めたと言えよう。
  　さらにブルズの公式Ｘはその後、おもちゃのワニの歯を押して失敗したら噛まれるパーティーグッズに選手たちが興じる動画も投稿。期待の２年目マタス・ブゼリスに続いて登場した河村は、いきなり外れを引くという“持ってる男”ぶりを発揮すると、その後はウィリアム・ヒッキーと楽しそうに対戦し、見事に勝利を収めてみせた。

　また、ワニのおもちゃで遊ぶこの動画では、誰もを魅了する無邪気な笑顔を見せると同時に、ノースリーブの袖口から昨季より明らかにビルドアップしたたくましい腕も覗かせていた。これにはファンも「尊い…」「かわいすぎるー！」という声に加え「勇輝の筋肉団子がパワーアップしてる」「筋肉が気になって内容入ってこない問題」と反応。オフの間にどれだけ厳しいトレーニングを積んできたかがわかるだろう。

　はたして河村は、サマーリーグで存分にアピールし、次の契約につなげることができるのか。メンフィス・グリズリーズでエグジビット10契約から２WAY契約を勝ち取った昨季の再現を期待したい。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】グリズリーズと２WAY契約を締結！日本人４人目のNBA選手となった河村勇輝！