ゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーは、ゴルフ好きとしても知られており、今夏はYouTube番組『Good Good Golf』の収録で“挨拶代わり”にロングショットを沈めるなど、エンターテイナーぶりも発揮している。
今年3月に37歳を迎えたカリーは、昨季70試合の出場で平均24.5点、4.4リバウンド、6.0アシスト、1.1スティールに3ポイント成功率39.7%をマーク。平均試投数11.2本と同成功数4.4本はいずれもリーグトップ、さらにフリースロー成功率93.3%も1位でキャリア5度目のタイトルを獲得した。
ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがキャリア22年の40歳、クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)がキャリア20年の40歳と、リーグにはさらに上がいるとはいえ、16年目のカリーもオールスターとオールNBA2ndチームに選ばれたように、リーグトップレベルを維持している。
とりわけ“ゲームチェンジャー”(変革者)と評されるほどのシュート力は自他ともに認めるNBA史上最高レベル。厳しいマークに遭いながらも味方のスクリーンや鍛え上げたフットワークで相手をかわし、クイックリリースで仕留める3ポイントは破壊力満点で、通算成功数はレギュラーシーズン(4058本)、プレーオフ(650本)でどちらもNBA歴代1位に君臨している。
一方で、NBAは超人的な身体能力を持つ選手がひしめくリーグでもある。電光石火のスピードで相手を抜き去り、華麗な跳躍からアクロバティックなフィニッシュを決める姿は、観客はもちろん、選手たちをも魅了する。
現地時間7月13日(日本時間14日)に前述の『Good Good Golf』へ公開された映像で、カリーは今のリーグで最も運動能力の高い選手を聞かれてこう話していた。
「ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)だね。体重のハンデがなければ、彼こそがリーグで最も運動能力のある選手だと思う。全盛時の頃のラッセル・ウエストブルック。ジョン・ウォールもそう。僕らは彼らのことをリーグで最も運動能力のある選手だと、いつも話しているよ」
モラントは、188㎝・79㎏のポイントガード。これまでオールスターに2度選ばれた実績を持ち、昨季は平均23.2点、4.1リバウンド、7.3アシスト、1.2スティールを記録した。
ただし、数字以上に際立つのが、そのプレーのインパクトだ。空中で360度回転してのレイアップや、ダブルクラッチからの両手バックダンク等、ハイライトを彩る場面は数知れず。昨季のサンアントニオ・スパーズ戦では、直前のファウルでノーカウントとなったものの、221cmのヴィクター・ウェンバンヤマ相手に強烈なワンハンドダンクを叩き込んだこともあった。
相手のスローインを読み切って振り向きざまにスティールしたり、体を弓なりにしながら繰り出すダンク、絶妙なタイミングで相手をかわすムーブなど、その身体能力の高さを証明するプレーは枚挙に暇がない。
もちろん、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)といった超人的な身体能力を誇る“ハイライトメーカー”たちも多く存在する。しかし、同じガードポジションとして対峙することの多いモラントのインパクトは、カリーにとって特別なのかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズがキャリア22年の40歳、クリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)がキャリア20年の40歳と、リーグにはさらに上がいるとはいえ、16年目のカリーもオールスターとオールNBA2ndチームに選ばれたように、リーグトップレベルを維持している。
とりわけ“ゲームチェンジャー”(変革者)と評されるほどのシュート力は自他ともに認めるNBA史上最高レベル。厳しいマークに遭いながらも味方のスクリーンや鍛え上げたフットワークで相手をかわし、クイックリリースで仕留める3ポイントは破壊力満点で、通算成功数はレギュラーシーズン(4058本)、プレーオフ(650本)でどちらもNBA歴代1位に君臨している。
一方で、NBAは超人的な身体能力を持つ選手がひしめくリーグでもある。電光石火のスピードで相手を抜き去り、華麗な跳躍からアクロバティックなフィニッシュを決める姿は、観客はもちろん、選手たちをも魅了する。
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モラントは、188㎝・79㎏のポイントガード。これまでオールスターに2度選ばれた実績を持ち、昨季は平均23.2点、4.1リバウンド、7.3アシスト、1.2スティールを記録した。
ただし、数字以上に際立つのが、そのプレーのインパクトだ。空中で360度回転してのレイアップや、ダブルクラッチからの両手バックダンク等、ハイライトを彩る場面は数知れず。昨季のサンアントニオ・スパーズ戦では、直前のファウルでノーカウントとなったものの、221cmのヴィクター・ウェンバンヤマ相手に強烈なワンハンドダンクを叩き込んだこともあった。
相手のスローインを読み切って振り向きざまにスティールしたり、体を弓なりにしながら繰り出すダンク、絶妙なタイミングで相手をかわすムーブなど、その身体能力の高さを証明するプレーは枚挙に暇がない。
もちろん、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)やヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)といった超人的な身体能力を誇る“ハイライトメーカー”たちも多く存在する。しかし、同じガードポジションとして対峙することの多いモラントのインパクトは、カリーにとって特別なのかもしれない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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