今年のドラフトでダラス・マーベリックスから全体1位指名を受けたクーパー・フラッグは、先日ラスベガスで行なわれたサマーリーグに2試合出場した後、残りの試合を欠場した。
マブズの首脳陣は、フラッグがルーキーとして即戦力になり得る存在であることを確認できたことを考慮し、その後の試合で彼を起用しない決断に至った。
そんななか、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、休養を取るベテラン選手が批判される一方で、新人の出場打ち切りには寛容な姿勢が取られている現状について、“ダブルスタンダード”ではないかと疑問を呈した。
35歳のベテランは自身のThreads(SNS)に次のように投稿。
「“負荷管理”で選手が叩かれる一方で、最近はルーキーがサマーリーグであっさり出場を制限される……興味深いと思わないか?」
グリーンは名前こそ挙げなかったが、その対象がサマーリーグ2試合目で31得点をあげて話題となったドラ1であることは明らかだった。
サマーリーグとNBAのレギュラーシーズンはまったくの別物とはいえ、若手選手の体調管理や成長戦略はチームにとって重要な課題であり、長期的な視点での起用法が求められている。
ちなみに、サマーリーグでドラフト上位指名選手を温存させたのはマブズだけではない。サンアントニオ・スパーズは鼠径部を痛めていた2位指名のディラン・ハーパーを2試合、フィラデルフィア・セブンティシクサーズは3位指名のVJ・エッジコムを1試合でメンバーから外し、5位指名のエース・ベイリー(ユタ・ジャズ)に至っては、ラスベガス大会で1試合も出場しなかった。
以前グリーンは、自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』でフラッグが非常に恵まれた環境にあると語っていた。
「全体1位指名として、彼はこれ以上ない環境を手に入れたと思う。“弱いチームで25点取れ”とか“チームを立て直せ”なんて期待が一切ないんだから。彼はカイリー・アービングやアンソニー・デイビスといったスーパースターとともにプレーすることになる。そんな環境を手にできるルーキーは、そう多くはいないよ」
1981年のマーク・アグワイア以来、マブズ史上2人目のドラ1選手となったフラッグ。はたして、その能力は1年目から通用するのか。鳴り物入りでプロの世界に飛び込んだ逸材の一挙手一投足に、今後も多くの視線が注がれることになりそうだ。
構成●ダンクシュート編集部
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