今季のゴールデンステイト・ウォリアーズは、1月終了時点では24勝24敗でウエスタン・カンファレンス11位に沈んでいた。しかし、2月のジミー・バトラー加入後は23勝8敗と快進撃を見せ、48勝34敗(勝率58.5%)でカンファレンスの第7シードの座を獲得した。
2年ぶりの出場となったプレーオフは、1回戦で第2シードのヒューストン・ロケッツを4勝3敗で撃破。ミネソタ・ティンバーウルブズとのカンファレンス準決勝では、初戦こそ勝利したものの、同試合でエースのステフィン・カリーが左ハムストリングを痛めた影響で、そこから4連敗を喫し、シリーズ1勝4敗で敗れ去った。
そんな激動のシーズンの中で、チーム生え抜きのドレイモンド・グリーンは「テクニカルファウルの数を減らす」という個人的なテーマに挑み続けていた。
開幕前にグリーンは自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で、「今季はテクニカルを10回以下、あわよくば8回以下に抑える」と宣言していた。
ただ、その目標は達成できず、今季も13回のテクニカルファウルを取られてしまった。それでも、一昨季の17回からは改善しており、一定の進歩は見られたが、10回未満には届かなかった。
今週、グリーンはコメディアンのジミー・キンメルが司会を務める冠番組、『Jimmy Kimmel Live!』に出演。プレーオフに入ってからも「テクニカルを取られない」と心に決めていたことを語ったが、その決意もすぐに崩れ、ジョーク交じりにこう続けた。
「今はほんとにテクニカルを取られないようにしてるんだ。これを言うのもちょっと恥ずかしいけどね(笑)。プレーオフに入る時は『俺はもう絶対テクニカル取られない、集中してるぞ』って思ってた。でも3試合で5回も取られたんだ。プレーオフ中は7回までしか許されてないんだぜ? だから、俺たちは負けて良かったよ(笑)」
今年のプレーオフで、グリーンは計5回のテクニカルファウルを受けた。NBAの規定では、ポストシーズン中にテクニカルが累計7回に達すると、1試合の出場停止処分が科される。そのため、グリーンはあと2回で出場停止となる危うい状況だった。
もしウォリアーズがウルブズを下し、カンファレンス・ファイナルでオクラホマシティ・サンダーと対戦した場合、グリーン自身も「出場停止にならない自信はなかった」と正直に打ち明けている。
なお、グリーンはウォリアーズ敗退後のプレーオフの試合を観るのは「正直、つらい」と吐露。それでも自身のポッドキャストのために試合はしっかりチェックしているという。
感情の起伏が激しく、判定に納得がいかないとオーバーリアクションを見せたり、執拗にレフェリーに抗議することが多いグリーン。その熱いスタイルは彼の魅力でもあるが、来季は10個以下に抑えることができるのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
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開幕前にグリーンは自身のポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』で、「今季はテクニカルを10回以下、あわよくば8回以下に抑える」と宣言していた。
ただ、その目標は達成できず、今季も13回のテクニカルファウルを取られてしまった。それでも、一昨季の17回からは改善しており、一定の進歩は見られたが、10回未満には届かなかった。
今週、グリーンはコメディアンのジミー・キンメルが司会を務める冠番組、『Jimmy Kimmel Live!』に出演。プレーオフに入ってからも「テクニカルを取られない」と心に決めていたことを語ったが、その決意もすぐに崩れ、ジョーク交じりにこう続けた。
「今はほんとにテクニカルを取られないようにしてるんだ。これを言うのもちょっと恥ずかしいけどね(笑)。プレーオフに入る時は『俺はもう絶対テクニカル取られない、集中してるぞ』って思ってた。でも3試合で5回も取られたんだ。プレーオフ中は7回までしか許されてないんだぜ? だから、俺たちは負けて良かったよ(笑)」
今年のプレーオフで、グリーンは計5回のテクニカルファウルを受けた。NBAの規定では、ポストシーズン中にテクニカルが累計7回に達すると、1試合の出場停止処分が科される。そのため、グリーンはあと2回で出場停止となる危うい状況だった。
もしウォリアーズがウルブズを下し、カンファレンス・ファイナルでオクラホマシティ・サンダーと対戦した場合、グリーン自身も「出場停止にならない自信はなかった」と正直に打ち明けている。
なお、グリーンはウォリアーズ敗退後のプレーオフの試合を観るのは「正直、つらい」と吐露。それでも自身のポッドキャストのために試合はしっかりチェックしているという。
感情の起伏が激しく、判定に納得がいかないとオーバーリアクションを見せたり、執拗にレフェリーに抗議することが多いグリーン。その熱いスタイルは彼の魅力でもあるが、来季は10個以下に抑えることができるのか注目だ。
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