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NBA

NBAオールスターの知られざる歴史。バスケのイメージアップが開催のきっかけに?【NBAオールスター全史|1951~59年】

出野哲也

2020.02.12

50年代の大会すべてに出場したクージーは、54、57年と2度MVPに輝いた。(C)Getty Images

50年代の大会すべてに出場したクージーは、54、57年と2度MVPに輝いた。(C)Getty Images

 試合は地元球団セルティックスのエド・マコーリーが20得点をマークし、イーストが111-94で快勝。第3回の53年、ジョージ・マイカン(当時ミネアポリス・レイカーズ/現ロサンゼルス・レイカーズ)が初めてMVPに選ばれると、遅ればせながら第1回、第2回も遡ってMVPが選出されることになり、マコーリーが初代受賞者となっている。
 
 この時代のオールスター男と言えばボブ・ペティット(当時セントルイス・ホークス/現アトランタ・ホークス)で、56、58、59年と3度MVPを獲得。28得点、26リバウンドを奪った58年は、ウエストが敗れたにもかかわらず受賞を果たしたほか、59年にはエルジン・ベイラー(当時レイカーズ)との同時選出となった。

 57年には過去の名選手が出場するオールドタイマーズ・ゲームが開催。ただ、1年限りで恒例行事にはならなかった。

文●出野哲也

※『ダンクシュート』2017年4月号掲載原稿に加筆・修正。
 
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