第４クォーター、ブルズがザック・ラビーンの３ポイントを中心に点差を縮める中、八村は残り７分29秒にコートへ。右ローポストからパワードリブルで押し込み、ターンからショットを狙うもミス。それでも、ファーストブレイクからファウルを獲得し、着実にフリースローを２本沈めて20得点に到達した。

　終盤はビールとラビーンという両エースが点を取り合う中、ウィザーズが126－114で勝利しリベンジ成功。ホーム６連戦を４勝２敗で終えた。

　ウィザーズはビールが30得点、７アシスト、マヒンミが15得点、６リバウンド、シャバズ・ネイピアーが15得点、ヴァグナーが12得点、スミスが10得点、５リバウンド、９アシスト、ベルターンスが10得点。
  　復帰４戦目となった八村は、31分48秒のプレータイムで20得点、４リバウンド、３アシストに加え、自己最多タイとなる２スティール、２ブロック。フィールドゴール58.3％（７／12）、フリースロー100.0％（６／６）という高確率だった。

　連戦のウィザーズは、明日ニューヨーク・ニックスと対戦する。八村にとって、ニックスのホーム、マディソンスクエア・ガーデン（ＭＳＧ）でプレーするのは初。22歳を迎えた強心臓ルーキーが、独特のムードが漂う“聖地”でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、とても楽しみだ。

文●秋山裕之（フリーライター）

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