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NBA

八村は今季3度目のダブルダブルを達成。渡邊はディフェンスでグリズリーズの勝利に貢献

秋山裕之

2020.02.10

八村は12得点、11リバウンドと今季3度目のダブルダブルを達成。(C)Getty Images

八村は12得点、11リバウンドと今季3度目のダブルダブルを達成。(C)Getty Images

 2月9日(日本時間10日、日付は以下同)、ワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナで、メンフィス・グリズリーズとの一戦に臨んだ。

 試合前、八村塁は同じく日本人NBAプレーヤーの渡邊雄太、そしてゴンザガ大時代のチームメイトであるブランドン・クラークと再会。その様子はNBAの公式Twitterにも取り上げられるなど、大きな注目を浴びていた。
 
 ゲーム開始直後のグリズリーズのポゼッション、八村はジャレン・ジャクソンJr.とローポスト付近で1オン1。自身の頭越しにフックショットを決められ先制点を許すも、残り11分にディフェンシブ・リバウンドを奪ってそのままボールをプッシュすると、ディフェンダーを揺さぶって得意のプルアップジャンパーを沈めやり返す。

 直後のオフェンスではアイザック・ボンガのキックアウトから、左コーナーで3ポイントを放つもミス。残り9分半には右45度付近からドライブでペイントエリアへ侵入し、ジャクソンJr.のファウルを誘う。着実にフリースローで加点したいところだったが、2投目は惜しくもリングに嫌われた。

 そして残り8分35秒。左コーナーで完全にノーマークとなったところへイシュ・スミスがキックアウトパスを送り、鮮やかに3ポイントを沈め白い歯を見せて思わず笑顔。このショットでウィザーズが8-2とし、グリズリーズはたまらずタイムアウトを取った。

 流れを変えたいグリズリーズは、新人王最有力候補のジャ・モラントがペイントエリアへアタックを仕掛け始める。八村はモラントのファーストブレイクを何とか手を出さずに抑えようとするも、コンタクトしたことでふたつ目のファウルを犯してしまい、7分50秒にベンチへ下がった。

 それでも、ウィザーズはベンチメンバーを中心にグリズリーズを突き離す。シャバズ・ネイピアーが緩急をつけたドライブで相手のファウルを誘発し、6本のフリースローをすべて成功。ダービス・ベルターンスも十八番のディープ3を沈めると、第1クォーター終了間際には、この日がウィザーズデビューとなったジェローム・ロビンソンが左45度付近から3ポイントを放り込んだ。
 
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