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NBA

ウィザーズ2連勝!MSGデビューの八村塁は1桁得点に終わるも、チームは20勝に乗せてオールスターブレイクへ

秋山裕之

2020.02.13

ウィザーズはビールの30得点を筆頭に4人が2桁得点をマークし2連勝。20勝に乗せてオールスターブレイクを迎えることになった。(C)Getty Images

ウィザーズはビールの30得点を筆頭に4人が2桁得点をマークし2連勝。20勝に乗せてオールスターブレイクを迎えることになった。(C)Getty Images

 残り10分、ペイトンのダンクにカバーへ入った八村がブロックするも、この日3つ目のファウルを吹かれてしまう。攻撃では同クォーター中盤にフリースローを2本とも成功させ、その2分後にベンチへ下がった。

 第4クォーターは、開始から約2分でニックスがペナルティに達するなどファウルがかさむ乱戦。さらにテクニカルファウルでポーティス、モリッツ・ヴァグナーが退場処分になるなど荒れ模様となる中、八村は残り5分18秒にコートへ。

 ウィザーズはニックスのピック&ロールを封じにかかり、ターンオーバーを誘発。攻めてはブラッドリー・ビールが要所で点を重ねていき、ウィザーズが2桁リードを保つと、残り2分10秒に八村を含めて主力を下げ、終わってみれば114-96で逆転勝利を収めた。

 2連勝となったウィザーズでは、ビールがゲームハイの30得点、ダービス・ベルターンスが16得点、アイザック・ボンガが13得点、5リバウンド、2スティール、2ブロック、ブラウンJr.が11得点、6アシストをマーク。
 
 八村は23分6秒のプレータイムで8得点、5リバウンド、1アシスト。フィールドゴール42.9%(3/7)、3ポイント0.0%(0/1)、フリースロー66.7%(2/3)。復帰後初の1桁得点に終わったものの、ハードスケジュールの中、出場時間帯における得失点差でビール(+16)に次ぐチーム2位の+14を残した。

 八村のMSGデビューは華々しいものではなかったが、守備で絶妙なヘルプやカバーリングで失点を抑える働きを見せており、まずまずのプレーだったと言えるだろう。

 ウィザーズはオールスターブレイク前に20勝(33敗)に到達。オールスターのイベントに出場しない選手たちにとっては、約1週間の休暇となるだけに、1度リフレッシュしてから勝負の後半戦へ臨んでほしいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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