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NBA

コビーの盟友デレック・フィッシャーが受けた、ニック・ヴァン・エクセルからの“新人の洗礼”

ダンクシュート編集部

2020.03.04

レイカーズで成功を収めたのはフィッシャー(左)だったが、ヴァン・エクセル(右)がいたからこそ大きく飛躍できたのだろう。(C)Getty Images

レイカーズで成功を収めたのはフィッシャー(左)だったが、ヴァン・エクセル(右)がいたからこそ大きく飛躍できたのだろう。(C)Getty Images

 スピーディかつトリッキーなプレーと勝負強さを兼備していたヴァン・エクセルとの初対戦は、フィッシャーにとって衝撃的なものだったという。実際、ヴァン・エクセルがレイカーズに在籍していた時代は、フィッシャーがレギュラーに定着することはなかった。

 フィッシャーとヴァン・エクセルの対比について、『Clutchpoints』はこのように描写している。
 
「コビーがロサンゼルスのスーパースターになる前、ヴァン・エクセルはパープル&ゴールド(レイカーズ)のショーの主役だった。彼はアウトサイドシュートでディフェンスを広げ、スピード、パス、ボールハンドリング力で相手に混乱を引き起こし、クラッチタイムでは滅法勝負強いプレーヤーにもなった。

 ただ皮肉なことに、フィッシャーのレイカーズ在籍期間は、ヴァン・エクセルよりずっと長く続いた。レイカーズは最終的にヴァン・エクセルをナゲッツに放出。彼はこのトレードを機にリーグを転々とすることになったが、フィッシャー同様、シャック&コビー時代において、ショータイムに輝く数少ないスターとしてレイカーズファンに印象を残した」

 フィッシャーにとって、“ヴァン・エクセルの衝撃”があったからこそ、NBAで5回の優勝を達成する選手にまでのし上がれたのは言うまでもないだろう。

構成●ダンクシュート編集部

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