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NBA

ウィザーズが3試合ぶりの勝利!八村塁は3得点に終わるも、終盤に試合を決定づけるビッグプレーに成功!

秋山裕之

2020.03.07

得点面は振るわなかったが、この日の八村はオフェンシブ・リバウンド4本を含む、チーム最多の8リバウンドをマークした。(C)Getty Images

得点面は振るわなかったが、この日の八村はオフェンシブ・リバウンド4本を含む、チーム最多の8リバウンドをマークした。(C)Getty Images

 第4クォーター、八村は残り9分48秒にコートイン。ショットがリングをくぐり抜けることはなかったものの、リバウンドのルーズボールを奪ってファインセーブするなど裏方に回ってチームに貢献。コリンズ、レディッシュを中心にホークスに4点差まで迫られる中、オフェンシブ・リバウンドに絡んで流れを渡さない奮闘を見せる。

 そして残り51.9秒、ハンターとのジャンプボールで得たポゼッションで、ブラウンJr.のショットが外れた後、八村が値千金のオフェンシブ・リバウンドを確保。ファウルで得たフリースロー2本を確実に成功させて、ウィザーズの勝利を決定づけた。

 最終的に118-112でホークスを下し、3試合ぶりの勝利。3ポイントを70.0%(7/10)で沈めたビールがゲームハイの35得点、ダービス・ベルターンスが17得点、ロビンソンが14得点、6リバウンド、5アシスト、3スティール、ブラウンJr.が13得点、5リバウンド、トーマス・ブライアントとモリッツ・ヴァグナーが10得点をあげた。
 
 32分52秒プレーした八村は、フィールドゴール0.0%(0/6)、フリースロー75.0%(3/4)の3得点に8リバウンド、2アシスト、1スティール。相手のブロックを浴びるなど得点はオールスター後、初の1桁と苦しんだものの、4本のオフェンシブ・リバウンド獲得はセンター起用が多い中で得たこの日の収穫と言っていいだろう。

 もっとも、8日のマイアミ・ヒート戦を皮切りに、13日からはボストン・セルティックス、オクラホマシティ・サンダー、フィラデルフィア・セブンティシクサーズというリーグ上位チームとの対戦が控えているだけに、再び得点面でもチームに貢献していきたいところだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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