ジョエル・エンビード、ベン・シモンズというオールスターデュオの周囲に、アル・ホーフォード、トバイアス・ハリス、ジョシュ・リチャードソンという実力者を擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、イースタン・カンファレンス屈指の戦力を有する強豪チームだ。
昨季まで2シーズン連続で50勝以上を記録し、プレーオフでは2年連続でカンファレンス・セミファイナルへ進出。昨季はNBAチャンピオンとなったトロント・ラプターズをシリーズ第7戦まで追い詰め、最後はカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)の劇的ブザービーターの前に涙を呑んだものの、最も王者を苦しめたチームとなった。
優勝候補の一角として迎えた今季、シクサーズは連勝と連敗を繰り返すローラーコースターのような波の激しいシーズンを送りながら、ここまでイースト5位の38勝25敗を記録。エンビード、シモンズ、リチャードソンがケガで離脱するなか、イースト上位の戦績を残していることは、チーム力の高さの証と言っていいだろう。
ところがその内訳を見てみると、シクサーズはリーグのどのチームよりも“内弁慶”であることが分かる。ホームのウェルズ・ファーゴ・センターでは28勝2敗とリーグトップの93.3%という驚異的な勝率を誇る一方で、アウェーでは10勝23敗、勝率30.3%と大きく負け越しているのだ。
3月5日(日本時間6日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦では、スターター3人(エンビード、シモンズ、リチャードソン)をケガで欠くなか、ハリスが28得点、14リバウンド、シェイク・ミルトンが20得点、ホーフォードが18得点、8リバウンド、6アシストをマーク。125-108で勝利し、ようやくアウェー10勝目をあげた。
昨季もホームの31勝10敗(勝率75.6%)に対してアウェーは20勝21敗(勝率48.8%)で負け越していたものの、今季のホームとアウェーの勝率差はなんと63.0%。『HOOPSHYPE』によると、これはNBA史上7番目のペースで、1988-89シーズンのデンバー・ナゲッツ(63.4%)以来、最大勝率差となっている。
昨季まで2シーズン連続で50勝以上を記録し、プレーオフでは2年連続でカンファレンス・セミファイナルへ進出。昨季はNBAチャンピオンとなったトロント・ラプターズをシリーズ第7戦まで追い詰め、最後はカワイ・レナード(現ロサンゼルス・クリッパーズ)の劇的ブザービーターの前に涙を呑んだものの、最も王者を苦しめたチームとなった。
優勝候補の一角として迎えた今季、シクサーズは連勝と連敗を繰り返すローラーコースターのような波の激しいシーズンを送りながら、ここまでイースト5位の38勝25敗を記録。エンビード、シモンズ、リチャードソンがケガで離脱するなか、イースト上位の戦績を残していることは、チーム力の高さの証と言っていいだろう。
ところがその内訳を見てみると、シクサーズはリーグのどのチームよりも“内弁慶”であることが分かる。ホームのウェルズ・ファーゴ・センターでは28勝2敗とリーグトップの93.3%という驚異的な勝率を誇る一方で、アウェーでは10勝23敗、勝率30.3%と大きく負け越しているのだ。
3月5日(日本時間6日、日付は以下同)のサクラメント・キングス戦では、スターター3人(エンビード、シモンズ、リチャードソン)をケガで欠くなか、ハリスが28得点、14リバウンド、シェイク・ミルトンが20得点、ホーフォードが18得点、8リバウンド、6アシストをマーク。125-108で勝利し、ようやくアウェー10勝目をあげた。
昨季もホームの31勝10敗(勝率75.6%)に対してアウェーは20勝21敗(勝率48.8%)で負け越していたものの、今季のホームとアウェーの勝率差はなんと63.0%。『HOOPSHYPE』によると、これはNBA史上7番目のペースで、1988-89シーズンのデンバー・ナゲッツ(63.4%)以来、最大勝率差となっている。