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NBA

欧州選手のNBA入りルートに変化――NCAA進学組と欧州残留組、それぞれの決断<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2026.06.26

 マラはミシガン大でのシーズン最初の2試合で計30得点以上、25リバウンド以上、10ブロック以上、5アシスト以上を記録。スペインの『マルカ』紙が報じたOptaのスタッツによれば、開幕後の2戦でこの数字を達成したのは、NCAAのディビジョン1はもとよりNBAの世界でも、サンアントニオ・スパーズのレジェンド、ティム・ダンカン(2003-04シーズン)ただ1人しかいないという。

 点も取れるリムプロテクターが、王座奪還を目指すサンダーでどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。

 そしてデ・ラレアは、ウェンバンヤマやリザシェイ同様、自国リーグでプロとしてプレーした後にドラフト指名を勝ち取った。ゲームメークと得点力を兼ね備えたスペインらしいガードだ。本人はアメリカ出身で22年にスペインに帰化した、ロレンツォ・ブラウンを目標の選手に挙げている。
 
 両親ともにバスケ選手だった彼もNCAAからの誘いを受けたが、それを断り、バレンシア・バスケットで研鑽を積むことを選んだ。地元紙とのインタビューで、その理由を次のように語っている。

「ここ(バレンシア)には素晴らしい施設と優秀なスタッフが揃っているので、自分が頭に思い描いていることを実現するために、アメリカへ行く必要はないと感じています」

 多くの欧州出身選手がNCAAを経由する流れのなか、デ・ラレアはあえてその道を選ばなかった。育成環境を信じ、自国に残る決断がNBAでどのような結果につながるのか。マラやスタインベックとともに、その歩みを見守っていきたい。

文●小川由紀子

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