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NBA

新型コロナがクレイ・トンプソンのリハビリにも影響?指揮官は「9月か10月には最高の状態になる」と期待

秋山裕之

2020.03.24

今季は1試合もコートに立っていないトンプソン。シーズン再開後も復帰の可能性は低く、カムバックは来季に持ち越しになりそうだ。(C)Getty Images

今季は1試合もコートに立っていないトンプソン。シーズン再開後も復帰の可能性は低く、カムバックは来季に持ち越しになりそうだ。(C)Getty Images

 トンプソンは昨年11月から軽いトレーニングをスタートし、今年に入ってからはシューティングも始めるなど、復活に向けて練習に取り組んでいる最中だった。

「クレイは個人練習をすることになる。チームトレーナーの1人が彼の自宅に行って練習をサポートできるかもしれない。私も股関節の手術を受けたことがあるが、リハビリ期間中に1人でできることは限られていた。自宅にジムがなければ、練習場所はない。ウエイトルームがあったとしても、家にバスケットボールの練習場を持っている選手はそう多くないからね」

 そう話したのは、17日に地元メディアの電話取材に対応したウォリアーズのボブ・マイヤーズGM(ゼネラルマネジャー)だ。また、21日に『The Athletic』へ掲載された記事の中では、スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も新型コロナウイルスの影響による現状を危惧していた。

「クレイにとって、本当に、本当にハードなシーズンになっている。彼はバスケットボールをプレーすることを心底愛しているだけにね。ステフとは違って、(長期リハビリ中の)彼の場合はこの数か月間離れていたわけではない。だから練習を見て、自分が何もできないことにフラストレーションを溜めていただろう」と指揮官は言う。

 それでもトンプソンは徐々にコンディションを上げてきており、「この数週間、クレイは選手たちとシューティングを始めることができていたし、いくつかのドリルもこなしていたんだ。フロアに出ることができて、彼もすごく嬉しそうだったよ」とカーHCが話したように、チーム練習にも一部参加していた。それだけに、今回のシーズン中断は完全復活への道のりにも影響を及ぼすかもしれない。
 
 それでも、指揮官は来季に向けて楽観的な姿勢を貫いた。

「彼は来シーズンにプレーできるように準備するだろう。とても楽しみにしているよ。リハビリについても上手くやっているしね。9月か10月には、クレイとステフが最高の状態で揃うことになると私は疑いなく信じている」

 オフェンスではカリーに次ぐ重要なオプションであり、ディフェンスでは相手のスコアラーとマッチアップするトンプソンは、ウォリアーズ王朝の屋台骨とも言うべき存在だ。NBAのシーズン再開が6月中旬以降となった場合、来シーズンの開幕が12月にずれ込む可能性があると複数の現地メディアが報じるなか、トンプソンにはぜひともベストなコンディションで戻ってきてもらいたい限りだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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