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NBA

レブロンがインスタライブで一生レイカー宣言!「今の俺はここ以外のどこにも行きたくはない」

秋山裕之

2020.03.22

レブロンはインスタライブで「残りの現役生活すべてをレイカーとして送りたいんだ」と語り、レイカーズファンを喜ばせた。(C)Getty Images

レブロンはインスタライブで「残りの現役生活すべてをレイカーとして送りたいんだ」と語り、レイカーズファンを喜ばせた。(C)Getty Images

 3月19日(日本時間20日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズのスーパースター、レブロン・ジェームズが自身のインスタグラムでライブ配信を行ない、45分間におよぶファンとの交流を図った。

 NBAは12日から新型コロナウイルスの感染防止のため、レギュラーシーズンを中断。レイカーズは19日、2選手に陽性反応が出たこと、その2選手は無症状だが隔離状態にあることを発表した。

 レブロンはインスタライブの中で、今回のシーズン中断期間における良い点として「家族との時間を多くとることができている。通常なら、シーズンのこの時点で(家族と過ごす)時間はないに等しいから」とコメント。

 本来ならば、3月下旬はレギュラーシーズン終盤に差し掛かり、プレーオフのシード順争いが激化する時期だ。4月中旬から幕を開ける長丁場に向けてチームとして入念に準備する期間であり、家族との時間を取ることは難しい。

 とはいえ、キャリア17年を誇る35歳の大ベテランにとって、バスケットボールをプレーできない期間が続くのは、タフなことに他ならない。レブロンは現状についてこう話している。

「プレーすることが恋しい。普段やっていることができないのは辛いね。レイカーズの忠実なファンの前でプレーすること、ロードに出て相手チームのファンの前でプレーすることもそう。プレーオフへ向けてギアを上げていく時期だからなおさらさ」
 
 レブロンの言葉は、プレーしたくてたまらない選手たちの気持ちを代弁していると言っていいだろう。現時点で、NBAのシーズン再開は6月中旬から下旬にかけて、無観客で8月まで行なわれる案が有力視されているのだが、新型コロナウイルスの感染が終息しない場合は、このまま今季終了の可能性もある。

 シーズン中断時点で、レイカーズはウエスタン・カンファレンス首位の49勝14敗で、2位のロサンゼルス・クリッパーズ(44勝20敗)とは5.5ゲーム差。2013年以来初のプレーオフ出場も決めており、2010年以来の優勝も期待されていただけに、レブロンとレイカーズのプレーを見ることができないのはファンにとっても残念だろう。

 そんなファンへ向けて、レブロンは「ひとつ言っておこう。今の俺はここ以外のどこにも行きたくはない。残りの現役生活すべてをレイカーとして送りたいんだ」と話し、レイカーズファンを喜ばせていた。

 レブロンの現行契約は2021-22シーズンまでで、21年夏にプレーヤーオプションを破棄すれば制限なしフリーエージェントになることができる。来季終了後、36歳になっている“キング”は自身4度目、そしてフランチャイズ史上17度目のチャンピオンシップを勝ち取るべく、レイカーズへすべてを捧げるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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