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NBA

「彼らのゲームに対するリスペクトは天賦の才能」ジョーダン&レブロンと共闘したラリー・ヒューズが体感した“神”と“キング”の凄さとは?

ダンクシュート編集部

2020.04.04

2年半コンビを組んだレブロンについてヒューズは「聞く耳を持っていて、アイデアを自分のゲームに組み込む準備ができていた」と振り返った。(C)Getty Images

2年半コンビを組んだレブロンについてヒューズは「聞く耳を持っていて、アイデアを自分のゲームに組み込む準備ができていた」と振り返った。(C)Getty Images

「彼らの細部へのこだわり、ゲームに対するリスペクトは天賦の才能だと思う。それが一番印象に残っている。2人とも自分の才能を無駄にするつもりはなく、周囲の人間に刺激を与えようとしていた。俺がまだ若いレブロンとプレーしていた時でさえ、レブロンに憧れてチームにやってきた若い連中がいた。

 2人の違いはトラッシュトークだろうね。レブロンはジョークを交えて会話していたけど、MJはトラッシュトークに対してより果敢だったし、ボディランゲージをしたり、言いたいことをすべて伝えていた。チームメイトや他の選手たちの闘争心を引き出したかったのかもしれない。彼(MJ)がなぜ史上最高だったかを本当の意味で理解できたよ」
 
 インタビューでは、核心を突く「君の意見では、どちらが史上最高か」というストレートな質問もぶつけられているが、ヒューズは「俺にとっては考えるまでもないよ」と即答している。

「MJが史上最高だ。俺がインスピレーションを受けたのはMJ。彼がどれだけ練習していたか、ビデオも含めて見て、ハードワークの重要性を理解して体現することを自分に叩き込んだ。彼が道を切り開いてくれた。俺にとっては簡単な答えさ。レブロンはそれほど遅れを取っていないけど、俺にとっては常にMJが史上最高さ」

 ヒューズにとっては、晩年だったとはいえオフ・ザ・コートでの影響力も含めて肌で感じたジョーダンが不動の“史上最高”だったようだ。

構成●ダンクシュート編集部
 
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