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NBA

デューク大を率いて40年。5度の全米チャンピオンに輝いた名将コーチKが選ぶベストプレーヤーとは?

秋山裕之

2020.05.11

レイトナーは在学4年間すべてでファイナル4に進出。最後の2年間はエースとして連覇に導くなど、圧倒的な実績を残した。(C)Getty Images

レイトナーは在学4年間すべてでファイナル4に進出。最後の2年間はエースとして連覇に導くなど、圧倒的な実績を残した。(C)Getty Images

 続いてレイトナーについて、コーチKは「最も完成された選手。カレッジバスケットボール界において、彼はトップ3に入るべき選手だ。もしNCAAトーナメントを制したいのならば、(1回戦から決勝まで)6試合に勝利しなければならない。4年間プレーすれば、24勝するのがベストなケースだ。アルシンダー(UCLAのルー・アルシンダー/のちにカリーム・アブドゥル・ジャバーへ改名)のようにね。彼は(3年間で)12戦無敗だった。レイトナーは21勝2敗なんだ。彼はトーナメント史上最多得点記録を残したスコアラーであり、堂々としていたよ。私はあの2人が好きだね」と話していた。
 
 レイトナーはデューク大在籍4年間すべての年でファイナル4に進出。2年時に決勝の舞台に立つと、3、4年時には後輩のヒルらとともに連覇に導いた実績の持ち主だ。在学中に平均27.4分、16.6点、7.8リバウンド、1.8アシスト、1.64スティール、0.98ブロックを残し、チームに黄金期をもたらすとともに、全米最優秀選手賞をはじめ数々の個人賞を獲得した。

 ただし、NBAでは92年ドラフト同期のシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)やアロンゾ・モーニング(元マイアミ・ヒートほか)と比較すると、特に際立った実績は残せなかった。それでも、アトランタ・ホークス時代の97年にオールスターに選ばれるなど、13年間のキャリアで通算1万1121得点を記録。平均29.7分、12.8点、6.7リバウンド、2.6アシストという成績は、ビッグマンとして合格点を与えられるものだ。何より、大学時代の数々の偉業は決して色あせることはないだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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