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NBA

ジョーダンか、レブロンか、それとも……。プレーオフで最も多くのシリーズを制した上位15選手は?

秋山裕之

2020.05.14

 6~10位の5選手のうち、パーカーを除く4人が6度以上ファイナルに出場した経験を持つ。なかでもジョーダンと同じ13度のプレーオフ出場ながら、9度もファイナルまで勝ち上がったマジックの実績が光っている。

 では、気になるベスト5をご覧いただこう。トップ2には、優勝チームで長く活躍した名脇役が名を連ねた。

  5位   レブロン・ジェームズ(レイカーズ):35回(77.8%)
  4位   スコッティ・ピッペン(元ブルズほか):35回(81.4%)
  3位   カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか):36回(73.5%)
  2位   ロバート・オリー(元レイカーズほか):38回(79.2%)
  1位   デレック・フィッシャー(元レイカーズほか):39回(76.5%)

 現役で唯一ランクインしたレブロンは、13度のプレーオフ出場で8年連続を含む9度のファイナル出場を果たし、3度の優勝を経験。キャリアを通して1回戦敗退が1度もない点も、数字を伸ばした要因だろう。プレーオフ通算得点(6911点)や通算出場時間(1万49分)など、複数の部門で歴代トップに君臨している。
 
 ピッペンはジョーダンの相棒を務めたブルズ時代、すべてカンファレンス準決勝以上に進出し、6度のリーグ制覇を達成。ロケッツとブレイザーズでプレーしたキャリア晩年は一転して4度も1回戦敗退を喫したが、2000年にはブレイザーズのリーダーとしてカンファレンス決勝まで勝ち進んだ。

 ジャバーはバックスとレイカーズで計18度プレーオフに駒を進め、6個のチャンピオンリングを獲得。1971年にはオスカー・ロバートソンとともにバックスを球団史上初の優勝へと導き、レイカーズではマジックとタッグを組み5度頂点に立った。

 ちなみに、1959~66年に前人未到の8連覇したセルティックスのメンバーが誰1人ランキングに入っていないのは、この期間のプレーオフが1回戦(東西トップの勝率チームは免除)、ディビジョン決勝(当時はカンファレンス制ではない)、ファイナルと、最大でも3シリーズしかなかったため。これによりビル・ラッセル(元セルティックス)やボブ・クージー(元セルティックスほか)らは15位以内に入らなかった。
 
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