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NBA

「どんな相手でも倒せると感じた」ティム・ハーダウェイが、“ランTMC”時代を回想

ダンクシュート編集部

2020.05.26

91年のプレーオフでは第2シードのスパーズを3勝1敗で撃破。2回戦でレイカーズに敗れたが、ハーダウェイは初のポストシーズンで平均25.2点、11.2アシスト、3.1スティールと暴れ回った。(C)Getty Images

91年のプレーオフでは第2シードのスパーズを3勝1敗で撃破。2回戦でレイカーズに敗れたが、ハーダウェイは初のポストシーズンで平均25.2点、11.2アシスト、3.1スティールと暴れ回った。(C)Getty Images

 ウォリアーズは敵地サンアントニオでの第1戦、相手エースのデイビッド・ロビンソンに30得点を奪われ、さらにガードのロッド・ストリックランドに30得点、13アシスト、ウィリー・アンダーソンに38得点、7アシストを許し、121-130で逆転負けを喫した。そこで、名将ドン・ネルソンから“喝”を入れられたと振り返る。

「コーチ・ネルソンは俺とミッチをフィルムセッションに呼んだ。そこで言われたよ。『またひどいディフェンスをするつもりか?ロッド・ストリックランドとウィリー・アンダーソンをやっつけてやれ。お前たち2人はディフェンスをしないといけない。オフェンスについて話すつもりはない。お前たちが攻撃できることは分かっている。だから、ディフェンスだ。ディフェンスに誇りを持たないといけない』ってね」

 迎えた第2戦は、ハーダウェイがストリックランドを8得点(FG12本中3本成功)に抑えるとともに、“ランTMC”で63得点をマークして111-98で勝利。ホームに移った第3戦、4戦でもスパーズに競り勝ち、シリーズを制した。
 
「次のゲーム、俺とミッチ、クリス・マリンはチームにディフェンスで貢献した。俺たちの最高の瞬間の一つだった。どんな相手でも倒せると感じた。プレッシャーのかかるシチュエーションで、俺たちは次のレベルに進んだんだ」

 ちなみに、数々の選手をキリキリ舞いさせてきたハーダウェイが「守るのがタフだったガード」は誰だったのか。本人の中で答えは“不動”だという。

「ケビン・ジョンソンとロッド・ストリックランドだ。大半の人は彼ら2人について話さないけど、コート上では俺にとって頭痛の種だった。ロッドにジャンプシュートはなかったけど、ゴールにアタックするとどんな時もスリーポイントプレーが可能だった。彼らとの対戦は楽しかったし、俺のプレーを別のレベルに引き上げてくれた」

 “元祖”ハーダウェイに近づき、追い越すクロスオーバーの使い手は今後現われるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部
 
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