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NBA

レイカーズの「歴代ベスト5」を選定!ガード陣は各年代のエース。シャック&ジャバーでツインタワーを形成

出野哲也

2020.05.25

シャック(左)とコビー(右)はともに1996年にレイカーズへ入団。99年から本格的にコンビを結成し、2000年から3連覇を達成するなど、名門復活の原動力となった。(C)Getty Images

シャック(左)とコビー(右)はともに1996年にレイカーズへ入団。99年から本格的にコンビを結成し、2000年から3連覇を達成するなど、名門復活の原動力となった。(C)Getty Images

 1946年の創設から74年。その長い歴史の中でNBAは何人ものスーパースターを輩出し、ファンを楽しませてきた。では、各チームの「歴代ベスト5」を選出したら、一体どんな選手が並ぶのか。『THE DIGEST』では、NBAに精通する識者に依頼し、全30チームのベストメンバーを選んでもらった。今回はリーグ屈指の人気チームで、これまで16回の優勝を成し遂げた「ロサンゼルス・レイカーズ」編だ。

【ポイントガード】
マジック・ジョンソン

1959年8月14日生。206cm・100kg。
在籍期間:13シーズン(1979~91、96年)
成績:906試合、平均19.5点、7.2リバウンド、11.2アシスト

 マジックはレイカーズにとどまらず、NBA史上最高のポイントガードだと言われる。通算の平均アシスト12.4本は史上1位だから、そうした意見に反論するのは難しい。だが彼はPGの枠だけに収まる選手でもない。最初のファイナルMVPを決定づけた試合、すなわち1980年のファイナル第6戦ではセンターを務めあげた(42得点、15リバウンド、7アシスト)くらいだ。
 
 新人の頃はシューティングガード、96年に復活した時期はパワーフォワードをメインにしていた。どんなポジションでも最高レベルのプレーが期待できたのだ。身長206cm、体重100kgはPGとしては破格のサイズ。それでいてノールックやビハインド・ザ・バックなど、華麗かつ的確なパスを次々に繰り出した(だから“マジック”と呼ばれた)のだから、人気が出ないわけはない。レギュラーシーズン(87、89、90年)とファイナル(80、82、87年)両方のMVPに3度ずつ輝いているのは、他にはマイケル・ジョーダンとレブロン・ジェームズだけである。

 ほかにもPGにはミネアポリス時代のスレイター・マーティン(50~56)、マジック入団前に正司令塔を務めたノーム・ニクソン(77~83)、スコアリング能力が高かったニック・ヴァン・エクセル(93~98)、コビー・ブライアントの相棒として5回の優勝を経験したデレック・フィッシャー(97~04、07~12)らの好選手がいた。
 

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