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NBA

元クリッパーズのカロン・バトラーが振り返るチームの黄金期と“ロブシティ”の解散

ダンクシュート編集部

2020.05.29

バトラーは2011年にFAでクリッパーズと契約。2年間で141試合に出場し、平均11.1点、3.2リバウンドの成績を残した。(C)Getty Images

バトラーは2011年にFAでクリッパーズと契約。2年間で141試合に出場し、平均11.1点、3.2リバウンドの成績を残した。(C)Getty Images

“ロブシティ”1年目の11-12シーズンはロックアウトの影響で66試合に短縮されたなか、司令塔ポールを中心に40勝26敗を記録し、カンファレンス5位で6年ぶりにプレーオフへ進出。翌シーズンには当時フランチャイズ記録となる56勝をマークした。78試合に先発出場して平均10.4点といぶし銀の働きを見せたバトラーは、この年が“最強”だと自負する。

「2年目(12-13シーズン)は、クリッパーズ史上最高のチームだったと思う。俺らは本当にチャンピオンシップを争わなければならなかった。ケミストリーを深く考えすぎると、人に尽くすようになる。その後、突然あったはずのケミストリーがなくなっていくんだ。これが(当時の)クリッパーズに起こったことだ。エゴが大きな影響をもたらした。クリス、ブレイク、ディアンドレ、今はみんな俺の友人だけど、あの時は未熟だった。俺も含めてそれぞれが自分の思い通りに行動していなかったら、それ以上の成功を収められなかった理由はない」

 結局、12-13シーズンはプレーオフ1回戦でメンフィス・グリズリーズと激闘を繰り広げるも、第6戦の末に敗退。バトラーが退団以降も、“ロブシティ”はポールがヒューストン・ロケッツへ移籍する17-18シーズンまで続いたが、結局ファイナルはおろか、カンファレンス決勝にも進めず解散を迎えた。
 
 ポールは今年4月、元NBA選手のマット・バーンズとスティーブン・ジャクソンがホストを務める『SHOWTIME』のポッドキャスト番組『ALL THE SMOKE』で「僕とブレイクはたしかにあちこちで問題を抱えていた」と明かしたが、バトラーも“小さなボタンの掛け違い”がなかったら、と思うことはあるようだ。

「チャンシー(ビラップス)は経験豊富なオールスターだ。彼はチャンピオンシップ、ファイナルMVPを獲得し、俺もチャンピオンシップを手にしてオールスターにも出場した。選手たちのレガシーを見ると、バスケットボールの賞味期限を感じるよ。マット・バーンズはゴールデンステイトに行って、(17年に)タイトルを一つ獲得した。ヒューストン時代のクリスは故障に苦しんだ。彼がすべてを完全に支配していたのはクリッパーズ時代だった。何年も支配的でいられる可能性があったけど、徐々にチームは破壊されていった。もし上手くチームが機能していたら、何が起こっていたのかなとは思うよ」

 今季、カワイ・レナードとポール・ジョージの2枚看板を中心に、再びウエスト屈指のパワーハウスに舞い戻ったクリッパーズ。フランチャイズ創設50周年の節目のシーズンに、“ロブシティ”が果たせなかった優勝の夢を果たせるだろうか。

構成●ダンクシュート編集部

 
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