『ザ・ラストダンス』では92年のNBAファイナルの模様も描写され、ジョーダンは当時ライバルと言われていたドレクスラーに対して、「クライドが脅威じゃなかったとは言っていない。でも、彼と比較されるのは腹が立った」と発言したことも注目を集めた。これに対してドレクスラーは、『SportsTalk 790』で静かに“反論”している。
「マイケルのドキュメンタリーだから、当然彼の視点からのものになる。誰もが自分の意見を受け入れる権利がある。多くの場合、他のチームから来た選手などはお互いに嫌い合っていたりするけど、年を重ねることでそれを乗り越える。一緒に戦った仲間や、対戦した相手に愛と敬意を払うものさ」
「バスケットボールはチームスポーツだ。1人で戦うわけじゃない。1人で50得点、40リバウンドを記録することはできるけど、試合に負けたら他のチームの全員よりも劣っているか。それもまた違う。だから、私はみんなが個人の争いのように振る舞うのは好きじゃない。私は一晩に35本シュートを打ったり、20本のフリースローを得たりしなかったし、40得点をあげるつもりはなかった」
あくまで“チームとしての美学”を説いたドレクスラー。もし、当時のメンバーで一度でもタイトルを手にしていたら、その評価はまた違ったものになっていたかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【PHOTO】引退後もその影響力は絶大!NBAの頂点に君臨するバスケットボールの”神様”マイケル・ジョーダン特集
「マイケルのドキュメンタリーだから、当然彼の視点からのものになる。誰もが自分の意見を受け入れる権利がある。多くの場合、他のチームから来た選手などはお互いに嫌い合っていたりするけど、年を重ねることでそれを乗り越える。一緒に戦った仲間や、対戦した相手に愛と敬意を払うものさ」
「バスケットボールはチームスポーツだ。1人で戦うわけじゃない。1人で50得点、40リバウンドを記録することはできるけど、試合に負けたら他のチームの全員よりも劣っているか。それもまた違う。だから、私はみんなが個人の争いのように振る舞うのは好きじゃない。私は一晩に35本シュートを打ったり、20本のフリースローを得たりしなかったし、40得点をあげるつもりはなかった」
あくまで“チームとしての美学”を説いたドレクスラー。もし、当時のメンバーで一度でもタイトルを手にしていたら、その評価はまた違ったものになっていたかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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