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NBA

「サッカーファンだった」デュラントがMLSチームの株を購入。その向こうにある未来への布石とは?

秋山裕之

2020.06.16

 フィラデルフィア・ユニオンが所属するMLSは、新型コロナウイルスの影響により3月12日から中断していたが、7月8日から全26チームをフロリダ州に集めてトーナメントとして再開予定だという。

 デュラントはゴールデンステイト・ウォリアーズに所属していた昨季のファイナル第5戦でアキレス腱を断裂した影響で今季は全休。本人は来季からコートに立つことを公言しており、7月30日にNBAが再開したとしても、フロリダ州オーランドに同行しないことが報じられているが、MLSの試合会場には顔を出すかもしれない。
 
 ただ今回のMLSチームのオーナー株を購入したことは、あくまで“将来へのウォームアップ”というのが現地メディアの予想。というのも、昨年12月10日に『Forbes』へ掲載された記事の中で、デュラントは「俺はNBAチームを所有し、運営していきたい。毎日運営して、リーグという範疇を超えて若い選手たちへインパクトを与えたいんだ」と語っていたからだ。

 デュラントはフィラデルフィア・ユニオンというプロチームを運営していく過程で、どうすればいいのか、どんなことが必要なのかを学び、引退後はマイケル・ジョーダン(シャーロット・ホーネッツのオーナー)のように、NBAチームのオーナーになることをシミュレーションしているのではないだろうか。

文●秋山裕之(フリーライター)

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